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Netflix映画おすすめ【ただ映画を見る】名画座インコさん vol.4
GWに突入。家での映画もさらにはかどる…ということで、今週観た映画です。
「夜明け告げるルーのうた」
Netflixで「夜明け告げるルーのうた」を。
— インコさん(リタ・ジェイ) (@rita_jay) April 26, 2020
自分の感情と折り合いのつかない中学3年男子が人魚と出会って、「好き」の表し方を知る。「誰と、何と出会って別れるか」をキャラクターたちがいい塩梅でずらしながら重ねてゆく。そして斉藤和義で泣く。 pic.twitter.com/7wcQKmNmvh
「この世に私の居場所なんてない」
Netflixで「この世に私の居場所なんてない」を。
— インコさん(リタ・ジェイ) (@rita_jay) April 27, 2020
ケア施設で働く中年女性が空き巣に入られたので、変わり者の隣人と共に探しに出るが…
これは最高の映画!!
「日常の些細な不幸にまみれた」主人公にあるあるの笑いをもらいつつ、その等身大の不幸が雪だるま式にヤバい方向に転がり、そして突破する。 pic.twitter.com/qV96RyUPjO
「LUCKY」
Netflixで「LUCKY」を。
— インコさん(リタ・ジェイ) (@rita_jay) April 30, 2020
90歳になる一人暮らしの老人が、変わらない毎日の中で自らの死について考えてゆく…
説得力すごい。宝石のようなダイアローグの連続。カメの話とバーでの喫煙問答は忘れられない。「孤独と一人は違う」と即答できる主人公は十分極楽にいるとは思う。 pic.twitter.com/3hbeI5XPzx
「怪物はささやく」
Netflixで「怪物はささやく」を。
— インコさん(リタ・ジェイ) (@rita_jay) May 1, 2020
病気の母親を見つめる少年が呼ぶ想像上の怪物。それが「真実を語れ」と少年に詰め寄る中、少年の答えは…
「感情を自分で言葉にしなくてはならない」という心の枷、その解き方をファンタジーの力を使いながら「繊細と大胆」を両立させる。ドの付く傑作。 pic.twitter.com/BZNBeFjxnX
すごかったのは「この世に私の居場所なんてない」と「怪物はささやく」。
「この世~」はコーエン兄弟の映画が好きだったらまずオススメしたい。比べるわけではないが、現代の女性像として今作が尖っているのは「良心があるから面倒になる。そして良心が人を強くする」というのが皮肉ではなく描かれているところで、それが何よりよかった。
「怪物はささやく」は「バードマン」を思わせる「『そうだ、それでいい…』と思わせる〆方」があるのがたまらなかった。
主人公の少年を演じたルイス・マクドゥーガルの神経質な感じがたまらない。背の低い少年だが、キレたらヤバいだろうな…と思わせる説得力があった。
今週はとても面白い!!と思わせる作品に恵まれた。GWもあれこれ観てゆきたい。
映画を観ると絵もはかどる…ということで、GW中はイラストレーターとしての仕事を生配信します。よろしければながら見してみてくださいね。
https://www.youtube.com/watch?v=2bxd2HhCO6s&feature=youtu.be
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