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たなかなおこ
2018年6月27日 14:03
君たちはもう知っていますか 見えない川の女神の名を光の歴史のすぐそばで 人知れず しかし脈々と地底を流れる水脈のように その方はいつもそこにおられる 人の魂の奥底に 絶えず流れているその川は瀬音をたどることはできても 姿を現すことはないどれほど焦がれ 目を凝らしても 女神は目にすることはできない それなのになぜわたくしたちは その存在を識っているのかかの君はなぜわたくしたちの 歌
2018年6月18日 00:34
見えない川の女神を追うものよ今は亡き、この母の面影を求めるものよわたくしを地上へ呼び戻すことをどうか願わないで会いたいと願うその気持ちはうれしいけれど見えない川であることは、わたくしの本質そのもの目に見えずとてわたくしの愛はけして途絶えることはない信じなさい 感じなさいあなたの内に宿るわたくしの愛をよろこびに、かなしみに、あなたが心ふるわせる時わたくしの見えない川もまた水面をゆら
2018年6月14日 16:07
もっと高くもっと深くもっと緻密に世界を見てみろそんな使い方をしてもらっちゃ困るなあなたに与えられた直感はそんな程度のものじゃないあなたの怒りも悲しみも、持て余している恨みさえ美しく広大な宇宙を彩る光の粒にすぎないのだから<背景>最近、旅から帰ってきて、東京にいたりFacebookを見ていたりすると、怒っている女性や怒りを抑えかねて困っている女性をよく見かける気がします。ん?自分もそ
2018年6月14日 00:29
言の葉は常に真実だうわべの意味に踊らされるなどこから生まれた言の葉なのか心の耳を傾けよそこには誰のどんな思いが紡がれ、載せられ、響いているか音の響きをたどっていけばあなたの敵などどこにもいない敬愛する歴史探究家、津名道代さんの用語「史耳」に着想を得て詩にしてみました。2018年6月14日