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新年の抱負はあとだしが勝ち

ひと言で新年、と言っても、今の新年、カレンダーで言う1月1日が1年の節目とされるようになったのは、たった150年前。
それまでの日本人は太陰太陽暦、いわゆる旧暦で1000年以上、季節の移ろいとともに暮らしてきました。二十四節気を含め暦的にはこっちの方が断然長いのに、生活から切り離して忘れ去るなんてもったいないですよね。
今でも旧暦の方が季節感に合う、という肌感覚を覚える方は多いのではないでしょうか。
昔は闇深い夜が身近にあり、太陽以上に唯一闇を照らす月の存在、月の満ち欠けが日本人の感性に深く関わっていたのだろうと思います。
今はみんな月をあまり見上げなくなってしまいましたよね……。
 
なぜこんな話を持ち出したのかと言うと、実はBG5的な始まりのタイミングというものがあり、それが今年は1月22日でした。
このタイミングが旧暦の正月の範囲に含まれる(二十四節気の雨水(2月19日頃)直前の朔日(新月)が旧暦の元日。年によって1月22日〜2月19日までの間の幅がある)と知って、あら、おもしろい、と。
この日は易で言う41番、山澤損(大意は損して得とれ、誠意あればやがて実る)に太陽が入るとされる日で、この易の41番目が遺伝子の開始コドンにあたるということで、宇宙の法則、森羅万象的なスタートとされると言われているのです。
未科学分野のお話を含むため、ビジネス的なこととは切り離して考えていますが、この奥深さ、おもしろいな、と(個人的には過去からの叡智に科学が追いついたとき、宇宙の法則の美しさが証明されるのではと思っています)。
ちなみに、朔日(新月)を元日として始まる新年が大正月、15日の望日(満月)を元日として始まる新年を小正月といいます。
中国の春節はこれですね。
アジアは旧正月を新年として祝う文化圏で、月の欠け(陰)を取るか満ち(陽)を取るか、という文化的差異を考察する中で、日本や日本人について見ていくとおもしろそうだな、と。

まあそんなこんなで、お正月早々に新年の誓いを立ててもこの頃には忘れてしまうのは、本来のスタートのタイミングではないからだよ、と言われると、なるほど〜と。笑
それならばこのタイミングにあやかって、未来のゴールに向かって自分の想いを言葉にして、開始コドンよろしく転写複製で想いのエネルギーを倍増させる計画(笑)で楽しくやってみよう、と、いつものごとく好奇心が点灯、おもしろがってます。
数年後、後から答え合わせの備忘録として、この徒然日記を残しますが、さてどうなっているのか、楽しみです。

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