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君戯れ言と言いたまふことなかれ

いろいろと考えさせられること。
関西万博と能登。
関西万博は本当に必要なのかな。
能登はあれから3ヶ月、ボランティアを含めた圧倒的人材不足で復興のための瓦礫除去ひとつ、ままならないというのに。
万博に使われる人とモノを能登に振り向ける英断を誰もくだせない、日本。
地震のあとの避難所の光景は
台湾の方がはるかに日本のそれよりも進んでいたのを映像で見て
日本の政治って本当に大丈夫なのかなって思ってしまう。
 
アメリカで満面の笑みでスピーチをする首相。
あちらこちらにお金をばら撒くそのもとは、庶民から搾り上げた税金だから
増税メガネなんて言われてしまう。
日本の国民ために十二分にできていないのに
どうして世界のためにできるんだろう?

教科書で習った律令国家の時代から
上のものが下のものから吸い上げる構図はずっと変わっていなくて
市井のものの大変さなんて
上にいけばいくほどわからなくなっていく。
その世界しか知らない人が
本当に庶民のための政治ができるのかなあ。
世襲化して腐りきったものを
腐っているとみんなが正直に言わなければならない時代にきているような気がする。
 
ウクライナとロシア、イスラエルとイラン、イスラエルとパレスチナ。
どちらにもそれぞれの正義があって
正義以外は、悪。
太陽と砂漠。
生か死かを選択させられる環境で生まれた教義は
それ以外の神を神と認めない。
それくらい生きることが過酷だったからこその、神。

白か黒かしかないから
争いは無くならない。

でも
争いをすることで得をする人は
一体誰なんだろう。
得をする人が争いごとをけしかけて、争いをやめることをやめさせる。
表に出てこない、見えない部分。
誰がいちばん得をするの?
推理小説の犯人を考えるときと、同じ。

私たちはみんな平和ボケしすぎちゃって
誰が一体得をしているのか
その根本を考えないようになってしまってて。
そこが変われば全てが変わるのにな。
 
 
次の世界大戦という言葉が語られ
言葉が魂を持って その空気感を醸成していく。
日本は大丈夫なんて
寝言を言っていたら寝首をかかれる時代。
目覚めた朝、いきなり白か黒かの世界に巻き込まれる可能性があることに
どれくらいの人が気付いているんだろう。

ここは大丈夫なんて
地球規模で見たときにそんなことはなくて
世界の利害の罠の中に
日本も絡め取られてるよね。

神はみんなの意思。
神への祈りはみんなの思い、今の心、念。
言葉は、音霊。

音は波を起こして
波はうねりになり
やがて具現化する。
 
同じ言葉を発するなら
お互いの違いを理解し合える場を
お互いが笑顔で暮らせる場を
創る言葉を音に込めるべき。
 
その音が波になり
波はうねりになり
やがて具現化することを祈る。
そのために言葉を使う。
 

四季豊かで
全てのものに神が宿ると感じる感性を持つ、日本人
中庸を感覚で理解し
白と黒 陰と陽の間を大切にする文化。
次の時代の、ロックとキー。
国として持つのは、どこなんだろう。

私たちひとりひとりが
自分の意思決定の戦略を知り
日本が日本らしくあることができれば
もう一度
私たちが日本人であることの誇りを
取り戻せる気がする。
 
平和の鍵を握る人に 
本来、日本はならないといけないんじゃないのかな。
日本が飲み込まれる前に
日本人が変わらないといけないよね。

とりとめのない戯れ言。
いつかのための、備忘録。




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