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かけ違えてた【ありがとうの魔法】



一時期気付いたら、
立て続けに悲しい事や悪い事が起きていた。


その都度
『お陰でこんな事に気付けた』
『良い学びだった』
『魂が研磨された』
そしてお決まり文句の
『ありがとうございます』を唱えてばかりいた。


感謝する事で、何かが変わると信じていたからだ。




人間感謝の心が大切。
色々当たり前なんてない。


『ありがとう』
『ありがとうございます』
感謝の言葉は不思議な言霊。
唱えていると、
宇宙と一体化したようにして、心が愛で温かくなる。





『ありがとう』は魔法の言葉


『ありがとう』は
次の『ありがとう』を呼ぶ。

それは、ありがとうの魔法。



そんな目に見えない世界の概念に、
同調出来る人ほど尚更に、
目に見えない世界にばかり気を取られてはいけない。



ちゃんと日常世界を頑張って、
自業自得な苦労をしない為の、努力も当たり前にしなくちゃいけない。



そうしないと、
自分の放った『ありがとう』は、
次から次へとありがた迷惑なギフトばかり運んで戻ってくる。

宇宙って、そういうものだ。


魂の研磨どころか、
当たり前の日常さえ、
当たり前の感覚と共にすり減っていく。

大切な、
自分の全てが失われていく。

それが一時期の自分---




今はもう、
悪いと思う出来事は、素直に悪いと認める事にした。


宇宙が与えてくれた感覚に身を委ね、
従う事こそ、
神を敬い自身を尊ぶ事。


判断が間違ってたら、
後から『ごめんなさい』って思えば良い。



素直な自分に従う時、
人はスタート地点に立つ。



そうやって、現実を何とかしよう、
不遇な状況を変えよう、
そんな現実的な意思のエネルギーが満たされていく。


だからあまり、
悪いと思うモノには感謝し過ぎない。

ありがとうの魔法をかけない。



こんな風に決めてから、
悪い出来事なんてのは、そうそう起こらなくなった。



それから何故か長年の悩み、仕事のケアレスミスが激減した。
正常な認識を正常に繰り返す事で得た産物なのかもしれない。

そうやって自信と落ち着きが生まれ、
不用意に焦る事も無くなった。


これが正真の『ありがとうございます』だ。


『不平ばかり見出だすのではなく、
感謝する事で現実は変わる』


これは世の中出回っている考え方であり、
ある意味的確なのだけど、
ケースバイケースだ。




矛先を間違えたり、
取り組むべき順番を間違えていては、
何も解決しない。
どんどん悪化する場合もある。


ありがとうの魔法で解決しない時は、
そんなケースを疑っても良いと思う。


私は、ありがとうの魔法をかけ違えていた。

だからこそ、買いたくもなかった苦労を余分に背負った。

今があるのは当時のお陰。

でも、感謝し過ぎない。


世の中うまくいかなかったお陰でうまくいく事は沢山ある。でも、自分の場合は少し違う。

その事にも、気付けた。

そんな自分に『ありがとう』


最後に、
ここまで導いてくれた全てに
『ありがとう』
『ありがとうございます』
『Thank You!』
沢山の、言葉にならない感謝を。


お読み下さり、ありがとうございます。

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