筋肉は全てを解決する?



昨年末に体調を崩して、仕事にも家族にも友人にも迷惑をかけてしまったことがあった。

とある友人には、運動習慣がないことを知られると、なんの悪気もなく「どうやって健康を維持しようとしているのか」と言われてしまった。

昨年末体調を崩したのは忙しい毎日で免疫が弱っていた、結婚式が終わって緊張の糸が切れたという理由でもあるだろう。

しかし、健康な精神は健康な肉体に宿る、という言葉があるように、将来老害にならないためにも、運動習慣を身につけることを今年の目標としていたのであった。

春先に引っ越しを終えて、落ち着いたので家の近所でジムを探した。駅徒歩3分の場所に見つけたのでそこに通うことにした。

そして、駅前のジムに通い始めて2ヶ月が経った。

なんとか習慣化することには成功して、仕事終わりになんとか時間を見つけて通っている。パーソナルではないので、自分でペースや負荷を考えながらやらなければならない。

大した知識もないので、たまにパーソナルに課金して、知らないトレーニングやフォームを学んでいく。

新しい遊びを覚えるようで何だか楽しい。
だがやってみると狙ったところに効かせるように筋トレをすることはとても難しいと理解するようになる。

正直、自分の筋力のなさや思ったように体を動かすセンスの無さなどを感じる場面は多い。
でもこれがまた奥が深いな、と思う。

もちろん当然トレーニングに行くのが面倒な日もある。

だがトレーニングが終われば必ず、疲れたという感情よりもポジティブな感情になっている。そこが筋トレの凄いところだ。

筋トレが続けられる人とやらない人がいると思うが、私は筋トレをやらない人が必ずしも意志の弱い人、ダメな人だとはまったく思わない。

筋トレもスポーツの一つみたいなもので、楽しんでやれるかどうかで全然向き合い方が違う気がする。よく筋トレ=努力と結びつけられがちだが、やることでストレスになるなら無理にやらなくていいとも思う。

筋トレは自分が成長出来ていれば勝ちなので、ボディビルダーになりたいわけでなければ、マイペースでいいので人と比べて落ち込むこともない。

最近早速筋トレを始めて良かったと思う出来事があった。

この前少し大きな地震が起き、スーパーからペットボトルの水の箱が消えた。

自分たちも何も備えがないとまずいと思い、スーパーから2リットルのペットボトルの水が6本入った箱を持って帰ろうとした。

一瞬両腕に抱えるだけであれば余裕な箱も、他の荷物も持ちながら家まで10分弱抱えて歩くのは中々にしんどかった。

しかし普段から共に限界に挑戦している筋肉のことを考えると、ここで挫けていては裏切りになってしまう。
このような時のために、日々鍛錬しているのではないのか。

そう思うと、まだやれるという気持ちになり、なんとか最後まで箱を家に運び込むことができた。

ポジティブになれる、健康になれる、そして最終的には理屈ではなく脳筋思考になれるという点で、筋トレはおすすめだ。

やはり筋肉はすべてを解決してくれるということなのだ。


とはいえ、気分の向いた時に筋トレしようとすると、大抵そんな時は来ない。「行ける時は行く」というマインドでやらないと、絶対にサボるので注意が必要だ。

おわりに



今週は生糸が担当しました。

筋トレはストレス社会を生き抜く為のライフハックなのかも…しれません。

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次回はおリンが担当の予定です。お楽しみに…!



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