読書?探書?



最近、本を探すことにハマっている。

家の近くに図書館がある。

Amazon Kindleも持っているが、やはり特定の本を読みたい時に調べて買う、という感じなので、本棚から探すような感覚はない。

この本を読む、ではなく、本を探すことが何故楽しいか考えてみた。

まず一つ目は、宝探しのような感覚があるからだ。

一応興味のある分野や、知りたいコトが書かれてありそうな棚にいく。そこからは背表紙を見たり、気になった本をパラパラとめくってみたりして、読んでみて面白そうかを確認する。

自分が興味のあることが書かれている本と出会えた瞬間はかなり嬉しい。それは、知りたいことを検索窓に打ってヒットしたページを見るインターネットとはまた違う。

小説はまた違うかもしれないが、そういった楽しさを求めて図書館に行くのかもしれない。図書館と言ったが、これだけが目的なら書店でもいいかもしれない。

そこで二つ目の楽しさの要因は、本棚から面白そうと思うものを数冊ほど見つけ出した後、閲覧コーナーの椅子に座って、どの本をどの場所からでも読んでいいという状況を作れることだ。

これは本屋で再現することはなかなか難しく、それらの本を全部買って家に帰って読む、というのとは違う。

パラパラと読んでいく中で、これは思ってたのと違ったなとか、この本とこの本は書いてあることほぼ同じだからわかりやすい方にしようかな、とか、そういう逡巡の過程が楽しいからだ。

閲覧コーナーで腰を据えて5分10分くらい読んで更に読みたいとなった選りすぐりの本たちをカウンターに持って行き借りる。ここまでが図書館での本探しの本質だ。

一方でやはり書店には劣るなと思う部分もある。

例えば小説や歴史書なら良いが、やはり情報としては古い本も沢山あるので、探している本の種類によっては困ることもある。

私は情報系に関する本も職業柄知りたいこともあり、そうなるとやはり古い本だとその時の常識が今は変わっていることも多く、見極める必要がある。

また本屋の方が並んでいる本のディスプレイは良い。平置きだと同じ時間で目に入る情報も多い上にやはり現代の人に刺さる表紙が多い。

単純に同じ時間で面白そうな本を探しにいくなら、図書館よりも本屋かもしれない。その時は沢山は選べないかもしれないが、これという一冊を選んで買うという楽しさもあるだろう。

近所の図書館の気になる分野の棚はこの1ヶ月で3回ほど行って見慣れてしまったので、今借りている本を読み終わったら違う図書館に繰り出してみようと思う。

本屋じゃないんかい。


おわりに


今週?は生糸が担当しました。

本来は本を読むのが好きなのですが、なかなか日常生活の中で読む時間が作れないのが悲しいです。

今や電車の中もオフィスなので、、、


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人間関係苦手、将来不安、でも野心はどこかにある…そんな思春期(Adolescent)の側面を持ちながら年齢だけを重ねた「おリン」と「生糸」がPodcast番組をお届けするスタジオ(Studio)、それがADOLESTUDIO、そういう感じです。

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次回はおリンが担当の予定です。お楽しみに…!

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