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周りに人が集まってきてくれるような人間になること

開こうとしている海辺のバーは大通り、といっても狭い通りですが、から入ったところ。海まで30秒という立地ではありますが、夜に人が良く通るような場所ではありません。

今回は看板のない居酒屋という本について書きました。人に好かれるような人間になれば、周りに人が集まってきてくれて、店が繁盛するということです。

「看板のない居酒屋」の著者は岡村佳明という方で、静岡で居酒屋を7店舗経営されています。これまで、全国で講演されていたり、メディアでもとりあげられたりもしています。岡村さんのお母様がはじめた居酒屋を、ご自身が35歳のときに本格的に引き継いで、これまでビジネスを伸ばされてきました。

本のタイトルにもありますように、「看板を出さない」「宣伝しない」「入口がわからない」というコンセプトで繁盛店をつくりあげられています。岡村さんが出されている店は、駅から離れていたり、住宅街の中にあったり、必ずしも一般的に言われる飲食店としていい立地にあるわけではありません。そういった店を繁盛店にするための本、ではなく、あくまでも来ていただいたお客様を満足させることをいろいろなポイントで学ぶことができる本です。

岡村さんは商売についての大事なことはすべてお母様から学んできたといわれています。その中でも根本にあるのは、岡村さんがお母様から言われた「あんたが好かれる人間になったら、周りの人は寄ってきてくれるんだよ」という言葉です。自分が好かれるような人間になれば、「宣伝なんてしなくても、看板なんてなくても、安売りなんてしなくても、ちょっとくらいまずくても」周りの人は寄ってきてくれるということです。

どうやったら、そのような人間になれるのか?「世の中には"当たり前"のことなどひとつもなく、すべてが"ありがたい"ということ」、「この時代、この場所に生まれてきたことだけでツいていて、それだけでもすべてに対して感謝してあまりある」、といったようなことを心の底から思い、実践していくことなどが、結果として人に好かれる人間になるということなのだと思います。

そのほかにも、本の中では、いろいろなエピソードとともに、岡村さんが学んだこと、気づいたことが紹介されています。そして、これまでブログでとりあげたことや、それに通じることが、驚くほど多く書かれていました。それらの点については、次回のブログで、自分の学びのおさらいとしてまとめたいと思います。

読んでいただきありがとうございました!皆様、よい週末を!


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