Active Directoryとは？
こんにちは、Kaetecの中の人です！
皆さんADはご存じですか？
情シス事業に携わっている人は馴染み深いかもしれませんが
関わりがない方は知らない方も多いでしょう。
そこで今回はADについて簡単にですが紹介していこうと思います！
そもそもADって何？
ADはActive Directoryの略でWindows Serverに備わっている機能であり、組織のシステム管理者がユーザーを管理するのに非常に有用なシステムです。
「ディレクトリ」とは“何がどこにあるのかを示す総覧”のことでパソコンの中にある“階層型のフォルダ構造”などもディレクトリの一種です。
ディレクトリはあくまで一覧表のようなもので、そこに「モノ」があるわけではありません。
それがADとどう関係しているのか？
Active Directoryは会社や組織が保有している人材や情報などの各種リソースを管理するためのディレクトリを指します。
会社のリソースをファイルに置き換え、階層型のフォルダに入れてどこに何があるのかわかりやすくするためのツールと考えるとわかりやすいです。
複雑化するリソース管理のタスクも、Active Directoryを使うことによって簡単にできます。
ADでは「ドメイン」と呼ばれるリソース同士の関係性を表す領域が作成されます。
ドメインは、大きなフォルダのようなものだと考えてよいでしょう。
このドメインの中で、ユーザー、プリンタ、PC、共有データ、部署やプロジェクトチームといったリソースに関する情報を扱うことができます。
だれがどのPCを利用していて、どの部署に所属していて、どの部署がどの共有データにアクセスして良いのかなどのリソース同士の関係性を「ドメインコントローラー（DC）」と呼ばれる管理システムを利用し、ドメインの中に記述します。
さらにシステム管理者はDCを利用してドメインを管理するだけではなく、DCでドメイン内に存在するリソースそのものを一括管理することができるようになります。
これによってPCをアップデートしたり、不具合を修正したり、遠隔でサポートをすることもできるようになるため、管理者の労力は大幅に軽減されます。
おわりに
今回はADについて簡単に説明してきましたがいかがでしたでしょうか。
少しでも皆さんの知識になれば幸いです！
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情シスの運用やインフラの構築などでお困りの方は是非ご覧ください！！
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