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PTA

PTAに入る

 子供が入学すると何やら嫁さんが学校の保護者の集まりに出て行って何やらやり始めます。いわゆるPTA活動です。クラスの何か持ち回りでやってるようでした。運動会の時には私も草むしりやら準備やらに駆り出されます。どこの家も同じように見えます。校区内のよく見かける若い人がPTA会長をやっているようで何かと熱心なようです。どこぞの若社長のよう。年度が変わるといつの間にか知らない方に変わられてました。そういえば私の子供の頃、母親がPTA何たらに時折出て行っていたのを思い出します。ちなみに父親は運動会や授業参観に参加したという記憶は無いので、そんなものに顔を出した事が無い事を断言できます。そのうち学校新聞の係になったので説明か何かに出席してくれと依頼を受け渋々出て行きます。何が何やら理解できすに作業を任されそうになった段階で半ば文句を言うように解るように説明を求めると他の保護者からかなり顰蹙を買ったようでしたが他の保護者の多くより世代が上だったこともあり、お構いなしの態度で乗り切りました。

PTA会長が回ってくる

 数年運動会の準備や学校新聞を作る作業を手伝ったあと、持ち回りの順番のようにPTA副会長の依頼が来ました。小規模校で保護者が少ないので輪番制のような感じで、その次の年はPTA会長だそうです。傍からみてたら行事の挨拶程度、あなたなら問題ないだろうと周りから言われるままに仕方なく受ける事にしました。副会長というのは会長が何やらやっている事を見ているだけ、時折会議の進行係など行う程度でこれと言って何をするという事もなく楽なものでした。次年度になってPTA会長になるわけですが、いきなりコロナ禍が到来して会議などもなく、PTAの事務局である教頭から会長名で出す書類に承認をする、市の連合から回ってくるお知らせに適当に目を通す程度でPTA会長一年目は過ぎて行きました。

PTA会長を継続する

 一年目のPTA会長の任期が終盤となり順当なら副会長がそのまま会長となり私は晴れてお役御免となるところだったのですが、輪番的に回して会長職を決めていくと起こりがちな「会長職が困難な方に順番が来てしまう問題」がそのタイミングで生じてしまった事やコロナ禍で一年間あまりにも何も無かったという事で次年度も会長を継続する事になりました。

続く


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