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日本人はもともと塩分が多い調味料を使う民族。和食偏重は糖質過多にも気をつけましょう!

昔から日本人の食卓に欠かせない調味料といえば、醤油や塩ですが、
最近、和食ブームの中で、その食生活は塩分が多いと世界中で
指摘されているのも事実です。

1日当たりの塩分摂取量
オーストラリアは6.2g
フランスは7.5g
アメリカでも9.0g
日本は10.1g

原因のひとつは、は日本人が和食に使う醤油や塩、味噌などの
調味料です。

ちなみに、しょうゆ小さじ1杯に含まれる塩分量は約1gです。
同じくみそも塩分が多く、煮物、おひたし、みそ汁などが食卓に
並ぶと塩分量がさらに増えてしまいます。

生活習慣病を引き寄せる諸悪の根源が、この塩分摂取過多になります。
一方、塩分が比較的少ないのがケッチャップとマヨネーズなんです。

欧米の食生活でこの塩分が少ない原因が調味料の違いに求められます。
しょうゆに比べるとマヨネーズの塩分量は8分の1、ケチャップは
5分の1程度の塩分量になります。

また、調理法にも塩分過多の原因があります。
和食はしょうゆや味噌で調理中に味付けする料理が多いのに対し、
欧米では調理後に塩をふったり、ソースをかけたりと最後に味付けを
する料理が多い。

しかし、ケッチャップやウスターソースなどは糖質が多いという
欠点があります。塩分が少ないからと言ってこれらの調味料を
摂りすぎると、意外な盲点ですが、糖質を多く含んでいることを
忘れてしまいます。

食材で糖質を抑えた気になっても、調味料に大量に糖質があることを
見逃す落とし穴が隠れているのです。

和食でも、みりんや味噌、焼肉のタレなどはかなり糖質が含まれて
いることはあなたもご存じでしょう? 糖質制限している方はなるべく
控えているのではないでしょうか?

糖質が多い調味料

胡椒約66.6g
白みそ約32.3g
ウスターソース約26.7g
ケチャップ約25.9g

ビックリしたのが、胡椒が非常に糖質が多いという事実。
私自身もまったく初耳の知識でした。実際に使用する量はたいした
ことはないのですが、知っておいて損はありません。

しょうゆや塩などの調味料は、「繊細な味覚をもつ日本人」ならでは
の固有の文化です。塩分過多にならない程度で、その味覚だけではなく
食べ方についても繊細さが必要であると言えます。

同時に糖質の摂りすぎも気をつけなければいけません。和食は意外と
塩分と糖質が多いと言うことが調味料からわかりました。

和食が健康にいい食事という言う偏った見方をすると意外なトラップに
はまるというお話。



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