見出し画像

腸活で花粉症対策!

今年の気象庁の予測だと、関東や東北では花粉の飛散量が昨年比
200%になるということです。要は前年の3倍ということで、過去
10年で最も多い飛散量になると発表しています。5倍という説もあり
ます。

そのため、私の周りでも「今年の花粉症はいつもの何倍もひどい」
「例年に比べて花粉症の症状でるのが早い」と言う人が多いように
感じます。私自身もここ最近、あまり症状が出なかったのですが、
今年はくしゃみや目のかゆみがそれほど酷くはありませんが、去年より
は感じられると体感しています。

そのため、コロナ対策とは反対ですが、外でマスクをして屋内では
マスクを外す逆転現象が起っています。

花粉症対策の市販薬もかなり出ていますが、なかには眠気を誘うもの
もあり、仕事中に飲むのは控える人が多いのも事実です。

そんなとき、腸活が花粉症対策になるという記事を見ました。一般的に
ヨーグルトを毎日食べるというようなありきたりのものではなく、
ちょっと意外な腸活です。

そもそもどうして花粉症と腸が関係しているのでしょうか?
それは、腸が免疫力に非常に関係しているからなのです。新型コロナが
流行して感染症の予防に免疫力がかなり影響を及ぼしていること、また
免疫力の低下が感染の引き金になってしまうというがみなわかって
きました。

つまり、免疫力が低下するとさまざまな不調が起るために免疫力を
高めるというよりは低下させない、それを維持することが重要です。

そのためには、腸が重要な役割を果たしているのです。腸は口と直接
繋がっている身体の器官です。口から入り込むサルモネラ菌や黄色
ブドウ球菌、病原性大腸菌O-157などを異物認定し、退治して排出
する最前線であり、体の防衛システムの最後の砦なのです。

つまり、腸内環境を良くすることで、免疫機能を高めることができる
のです。

免疫機能の過剰反応である花粉症はアレルギー反応です。免疫機能
のバランスが乱れると発症してしまうものです。

腸内のマクロファージが活発に働かないと免疫機能が低下してしまい
ます。マクロファージは腸内のぜん動運動が正常でないと働かないと
いう関係にあります。

それでは、腸のぜん動運動を活発に動かすにはどうしたらいいので
しょうか?

それは、サツマイモなどの食物繊維を多く摂ること。そしてもちろん
ストレスが少ない生活を心がけることも必要です。

そして、ビタミンB群のひとつであるパントテン酸という成分の摂取。
パントテン酸は、自律神経(副交感神経)を刺激してぜん動運動を
促進する作用があります。

パントテン酸を多く含む食物として、レバー(鶏、豚、牛すべて)、
鶏のささみ、ブロッコリー、サツマイモ、干ししいたけ、納豆などが
あります。こうした食品を積極的に摂取すれば結果として免疫機能を
高めて花粉症の症状の低減をもたらします。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?