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ツンデレ娘に翻弄される日々


娘たちのツンデレ度が増し、困惑している。

高1長女は、感情表現ゆたかでいつも明るく、思春期なんかあったかな?て感じ。

そんな長女を一番近くで見てきた反動か、中2次女は思ったことをあまり言わなかったり、表現することも苦手。それに加え、思春期まっしぐら。

話しかけても元気に返事が帰ってくることはあまりないし、挨拶も何を言ってるかわからないぐらい。

「挨拶ぐらいちゃんとしなよ!」

と言うと「してるし!」ツンツンしてくる。
学校ではちゃんとしているそう。ほんまかいな。

マイペースに我が道を行く次女ちゃん。なかなか距離感が難しいお年頃。今まで姉ちゃんと比べ過ぎたのかもしれない。最近は見守るようにしている。

先日、仕事終わりが中学近くだったので、どんなリアクションをされるか不安だったけど、車で迎えにいってみた。

何度かLINEするけど返信がない。


あれ、おかしいな……。

部活も終わってるはずなんだけどな……。


1時間ほど近くで仕事しながら待っていたけど、入れ違いかと思い……もう帰るね。

とLINEしたらすぐに電話がかかってきた。

「やったぁ!」

いつもと違う笑声がスマホに響き渡る。

友達とバスに乗って話しこんでいたようで、LINEに気付かなかったそう。最寄駅まで迎えにいくと嬉しそうな笑顔。

予期せぬツンからデレモードへの突入。

顔見るなりお腹すいた。と言うので、ハンバーガーを食べながら、車中で中学のことや部活の話などで盛り上がり、楽しいドライブの時間はあっという間に過ぎていった。

楽しい余韻が残り、家へ帰り「楽しかったね」と言うと、車内の和やかな雰囲気はどこへ行ったの?

塩オーラ全快


えっ、なんなん?一体なんやねん?
サムライマック返せ!

最近、いつもこんな感じ。遠くの学校へ行くために早起きしていることもあって朝は特にダメ。

夜になってようやくツン・ツン・デレになるぐらいか。いや、ツン・ツン・ツン・デレぐらいか。
いや、どうでもいいか……。

甘いもの食べているときは機嫌いいから、次はパフェでも一緒に食べにいってみようと考えている。

我が家にはもう一人、ツンデレ野郎がいる。

小1三女。奥さんが外勤のときは基本、小学校の学童クラブにお世話になっている。最近、いつも寝る前になると「明日は学童?いやだぁ~」とお家帰りたいモード全開。

慣れるまで大変。と奥さんも困っていた。
先日、テレワークの日に、これはいい機会と思い…

「今日はパパ家いるから帰ってきていいよ」
と伝えると…

三女は俯いたまま、

「学童でいい………」

おい、おいおいおいおい……。

えっ、なんで!?また告ってもないのにフラれたよ。そしてベッドで隣にいる奥さんに小さな声で「明日、学童に行く」と伝えとる。

めっちゃ聞こえてるし、なんでやねん!

コントのようなやりとりに奥さんは爆笑。


もうパパがウザくなってきているのだろうか。早すぎやしないか?「お友達つれてきて家で遊べるよ」などあの手、この手で誘惑したが、やっぱりフラれた。

ママがいない家には帰ってきても意味はない。ということなのだろうか。悔しい。その日の夜、ベッドで「パパは寂しかったよ」と伝えると……

暗闇で「えっ何言ってんの」みたいな目で見られる


えっ、ほんとにショックなんだけど、その目なに?

結局、その日はぎくしゃくした雰囲気のまま、眠りにつき、もやもやしたまま朝を迎えた。翌日も娘は朝から機嫌が悪く「何食べる?」と聞いても返事もしない。

距離を感じ、また寂しくなった。

その日の晩、ご飯を作っていると三女が「なにか手伝うことない?」と突然、キッチンへ走ってきた。

キュウリとササミのサラダを一緒に作る。
ほんまなんやねん…。

ツンからデレへモード突入。私もデレになり、熱々のササミを投げあいながらサラダを作る。

キュウリが太いのはご愛嬌。

料理が終わると「今日、学童でパパが好きそうなお菓子もらったからあげる!」とプレゼント。

ワン揚げ餅せんべい 


「こんなの好きって言ったことないんやけど……」

と言うと、奥さんが目配せしながら

「好きでしょ……?」

「大好き……」

暑かったり、突然大雨が降ったりと、
移ろう女心と夏の空。

こんな感じで、ツンデレ娘たちに弄ばれる日が続いている。でも少しのデレタイムがあるだけでパパは元気になれから、まぁよしとしよう。

そういえば、もう1人、ツンデレ野郎がいた。


奥さんだ。これではもうどうしようもないし、結局ツンデレが好きなのだ。仕方ない。

そんなツンデレ娘たちが、声をあげて喜んだ。

あおきえんさんのすももが届いた!

大切に育てられたことが、一目見てわかる水晶のように赤紫色に深く輝くすもも。


皮ごと食べると酸味のあと、果汁の甘みが口の中にほわぁ~っと広がり、口の中から脳天までファンタジーワールド。

甘さの洪水の後に訪れる多幸感


皮の酸味があるから、果肉の甘みがより引き立つのね。たごさんが大切に育てたすももツンデレ娘

お後がよろしいようで。


ツンデレ野郎 最高!

たごさんありがとう。

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