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フィリピン留学に向かない人

先日、Twitterにこんな投稿をしました。

これに一つでも該当するから、フィリピン留学は無理。
というのでなく、フィリピン留学を希望の方には、事前に知ってて欲しい事を、ひとつずつ丁寧に説明していきます。


  1. 潔癖症
    綺麗な設備の学校で一人部屋なら可能かもしれませんが、町は違います。
    道路もちゃんと鋪装されてない、道の脇には大量のゴミが落ちてて、野良犬だらけです。
    タイミング悪く外出中に雨が降ったら、道路が冠水し、まっ茶色の道を歩く羽目になる事もあります。
    また、排ガス規制が緩かった時代の古い車、バイクが多数走っており、空気も悪いです。
    極度の潔癖症の方には、フィリピン留学は厳しいと思います。
    フィリピンは発展途上国です。

  2. 虫が苦手
    蚊、ハエ、ゴ⚪︎キブリ、どこにでもいます。
    学校によっては、月一度くらいの頻度で、ペストコントロールという、業者が薬品を撒いて、一斉退治なども行っているところもあります。
    私の勤めていた学校もしていました。
    ですが、普通に次の日から虫がやってきます。
    何故なら、近隣の建物や、下水道菅からやってくるからです。

  3. 完璧主義な方
    少しでも予定変更などあった場合、ストレスを感じる方にはしんどいと思います。
    例えば、毎日お昼ご飯は12時から食道で提供されると決まっていても、食事が出来上がるのが少し遅れ、12:10になったり。
    もちろん学校運営側は、スケジュール通りの運営の努力をしています。
    しかし、従業員はフィリピン人です。
    日本は、時間も約束もしっかり守るのが普通という文化ですが、フィリピンは少し緩いです。
    フィリピン人が劣っているというのでなく、文化の違いです。

  4. うるさい場所が苦手な方
    フィリピン人はカラオケが大好きな国民です。
    平日朝6-7時から、自宅らしきオープンエリアで爆音で歌っています。
    夜もお酒を飲みながら、遅くまで歌っています。
    カラオケを聞かない日はないと思います。
    また、地域事のお祭りがしょちゅうあり、花火や爆竹がよく鳴ってます。
    また、道を歩いてても、クラクションがいたる所で鳴っています。
    学校も休み時間は、廊下などの共有スペースでは生徒さんはもちろん、フィリピン人講師も大きな声でお喋りしています。

  5. 食べ物の好き嫌いが多い方
    ビッフェスタイルの学校なら、選べるのでまだ良いかもしれません。
    フィリピン人は、特に生の野菜、サラダを食べる文化がないので、野菜好きには辛いと思います。
    メインのおかずは大体、炒めた豚肉、揚げ物が中心です。
    お米も日本のような、ふっくらもちもちではありません。
    朝食のパンもパサパサです。
    極端な例で言うと、ビーガンの方は食べる物がほぼないです。

  6. 東南アジアに渡航経験のない方
    日本は途上国の中でも綺麗で、安全な国です。
    日本の感覚で、フィリピンに行くと痛い目にあいます。
    東南アジアに行った事がある事なら分かるかと思いますが、道路も交通ルールがあってないようなものです。
    歩行者用の横断歩道、信号も少なく、車とバイクが行き交う所を横断します。
    また、日本でカフェでパソコンや携帯を置いて、トイレに行っても盗られません。
    フィリピンで同じ事をしたら、盗られます。

  7. 日本でも自習できない人
    フィリピン留学=英語が上達ではありません。
    ジムに入会したからといって、確実に痩せる訳ではないですよね?
    それと同じです。
    フィリピン留学でも、ただレッスンに参加するだけでなく、予習、特に復習をしっかりやって、自分の身につけて。アウトプットしなければ、英語は上達しません。

  8. 日本クオリティで当然と思っている
    設備も食事も、日本と同等レベルではありません。
    よく言われるのが、シャワーの水圧、フィリピンのシャワーの水圧は弱いです。
    食事も日本みたいに、見た目(彩り)、健康志向を考える食文化はフィリピンにはありません。
    語学学校もなるべく、留学生に合わせた食事を提供してますが、多国籍の学校は、日本に合わせた食事ばかりも出せません。
    日本食に寄せた料理でも、調味料はフィリピンの物で代用することが多いので、日本食っぽいけど、何かちょっと違うと感じる方が多いです。

  9. 学校、エージェントの下調べなし
    ほぼ失敗するパターンが、エージェント1社だけにしか、問い合わせをせず、そこで勧められた学校の見積もり金額だけを見て決定する。
    エージェントは無料ですが、留学生を語学学校へ送客して売り上げになります。
    そして、留学期間が長くなるだけ、留学費用は大きくなる為、その分、必然的にエージェントの取り分が大きくなります。
    エージェントに勧められた学校に、エージェントに勧められた期間だけ、自分で何も調べずに留学するのは失敗する可能性大です。
    もし、それで留学して、満足いかなかった場合、あなたはどうされますか?
    エージェントや学校に文句を言っても、時間もお金も戻りません。


まとめ

冒頭の繰り返しになりますが、Twitterのリストにあてはまるから、フィリピン留学を無理と言っている訳ではありません。
この記事を読んで。他の方のnoteなどを参考にして、後悔のないようご自身で決めてくださいね。

Twitterで質問やご相談を受け付けています。
お気軽にご相談ください。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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