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琴欧洲のブログの癒し力が凄い。

先日、岸田奈美さんと幡野広志さんのコラボエッセイが話題になっていた。
もちろん大好きなお二人のコラボは嬉しく、心を弾ませながらワクワクして読んだ。

幡野さんのユーモア溢れる言葉に、岸田さんのリズミカルな文章がとても心地よく、次の連載をすでに心待ちにしている自分がいる。


それと同時にとても気になった文章があったのだ。

幡野さんの人生相談連載「なんで僕に聞くんだろう。」は、優くんに聞かれたつもりで答えているそうだ。良い。
なにが良いって、その答えには嘘も期待もない。
ただ幡野さんが思ったことが、ただ書かれている。良い。
読後の心の軽やかさたるや、琴欧州のブログに匹敵する。

琴欧洲のブログ?
思わぬ一文に、すぐに私は琴欧洲のブログへ飛んで行った。

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読み始めてすぐに、私は琴欧洲のブログの魅力に取り憑かれてしまった。

・ 琴欧洲のブログの魅力とは

私が勝手に分析して感じた魅力的な特徴は以下3つ。

① ひらがな中心の日本語
② 文字 と 文字 の 絶妙な間隔
③ 写真のチョイス

ひらがな中心の日本語

なんとも言えないカタコト感が、とても可愛い…
画面越しにわかるマイナスイオンはなんなのでしょう。

最近読んだ文章の中で、ダントツの癒し力。
何気ない日常や稽古場や食事のことを短い文章のなかで、こんなに魅力的に伝えられるのは琴欧洲ならではの文章力だと感じます。

② 文字 と 文字 の 絶妙な距離感

文字と文字の間に空白があるのがとても印象的ですよね。
この隙間、元々日本語の勉強のためにはじめたブログということもあり、単語ごとに区切られた文章は、どこか可愛らしくそして圧倒的に読みやすいのです。

そしてこの文章と琴欧洲のお人柄がマッチしていることが魅力を増していますよね!

 ③ 写真のチョイス

日常の切り取り方がとても心地よく、写真が好き。

私自身も写真を撮るのが好きなので、ついつい写真を見ているとあ〜これもったいないなと思ってしまうことがあります。最近の『映え』や『エモさ』のある写真も、ときおりあざとさを感じてしまうのですがその胸焼け感がない…

とにかくほっこりしてしまうのです。

・ 魅力的な文章とは

私たち日本人の特徴として、特にビジネスにおいてよくわからない横文字を使う傾向を感じませんか?

アジェンダ・インセンティブ・ソリューション・デフォルト・バイアスetc...

なんか雰囲気的にかっこいいとか頭良さそう、イケてる空気感なのですが(私も少し小難しい日本語とか使いがち)結局、普段から文章に馴染みがない人には読みにくかったり、自分自身もよくわからず使っていて文章としておかしかったり…

琴欧洲のブログの文章からは、等身大の琴欧洲を感じられる、私たちがついやってしまう『背伸びした文章』ではないことがとても魅力的だと思いました!

忙しい日常の中に、ほんわかした文章の癒し力。

背伸びせず、等身大の自分でこのnoteも続けていこうと思います。

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