noteで人気の文筆家・塩谷舞さん初の著書『ここじゃない世界に行きたかった』が文藝春秋から2月25日に発売
noteで人気の文筆家・塩谷舞さんが連載したエッセイ「視点」が『ここじゃない世界に行きたかった』として文藝春秋から2月25日(木)に発売されます。本書はnoteの定期購読マガジンで連載している記事を中心に、書き下ろしを加え構成された、新世代のエッセイ集です。
『ここじゃない世界に行きたかった』
あたりまえに生きるための言葉を取り戻す。
出会うべき誰かと強く惹かれあうために――。
アメリカ在住のエッセイストが贈る、瑞々しいデビュー作!
note等で大反響を呼んだエッセイを大幅に改稿し、書き下ろし6篇を加えた一冊。
世界の諸問題への視点と生活への美意識が胸を打つ、多様性の時代を象徴する新世代エッセイ集です。
著者・塩谷舞さん
文筆家。1988年大阪・千里生まれ。京都市立芸術大学美術学部総合芸術学科卒業。ニューヨーク、ニュージャージーを拠点に執筆活動を行う。2009年、大学時代にアートマガジン『SHAKE ART!』を創刊。2012年にCINRA入社、WEBディレクター・PRを経て、2015年に独立。会社員時代より、WEBメディアの執筆、企業の広告企画、SNSマーケティングに多く関わり、「バズライター」の異名をとる。2017年、オピニオンメディアmilieuを立ち上げ、自身の執筆活動を本格化。note定期購読マガジン『視点』にてエッセイを更新中。
note:https://note.com/ciotan Twitter:@ciotan
著者・塩谷舞さんのコメント
noteの『視点』という、思考の直売所と銘打ったマガジンを始めたのが2017年末のこと。
自分で〆切を決めてしまえば、毎月ちゃんと文章が書けるだろう! と自分を過信し、えいやと始めてみたものの、安定して書き続けるというのはなかなか難しく、もう書けやしねぇと自暴自棄になりかけたり、日常が忙しくて書く時間がなかなか取れなかったり……。けれども更新を止めなかったのは、ここnoteで読んでくださる方々がいたお陰です。本当にありがとうございます!
そうしてとにかく続けていると、少しずつ手応えのようなものが感じられてきて、文章を書くという営みをちゃんと好きになっていました。ですから今回、こうして一冊の文芸エッセイとして出させてもらえることは、本当に幸せです。noteのマガジン『視点』や、私がひっそりと運営している個人メディア『milieu』から、いくつかのエッセイを加筆修正をしてお届けしつつ、さらに書き下ろしも沢山。なかなか肉厚な一冊になりました。インターネットでライターの仕事を始めたのが2015年。6年目のデビュー作です。ここじゃない世界に行きたい方も、ここで暮らしたいよという方も、手に取っていただければ嬉しいです。
書誌情報
書名:ここじゃない世界に行きたかった
著者:塩谷舞
発行:文藝春秋
定価:1,600円+税
ISBN-10 : 4163913343
ISBN-13:978-4163913346
版型:単行本
頁数:272頁