マンガ家・おおがきなこさんのnoteが書籍化! 『コロナ禍妊娠日記』が幻冬舎から発売中です
noteでマンガ家・おおがきなこさんが連載したマガジンが書籍化し、『コロナ禍妊娠日記』として幻冬舎から10月28日(木)に発売されました。コロナ禍に妊娠・出産した夫婦の葛藤と支え合いの記録がつまった一冊です。本書は、noteで連載していたマンガに加え、新しく描き下ろした産前・出産・産後の様子を加えて構成されました。
「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げるnoteは、これからもクリエイターのみなさんの活動をサポートしていきます。
『コロナ禍妊娠日記』
「どうしよう、ムリだよ」が「大丈夫」になるまで。
緊急事態宣言中に妊娠・出産した、夫婦の葛藤と支え合いの記録。
Twitter、Instagram、noteで共感の嵐!
「妊娠より、もうコロナの方が身近だった」「多分私、産むときもひとりなんだ」「4度目の緊急事態宣言、聞き慣れちゃって全然ヒヤヒヤできません」「赤ちゃんがいるからって強く優しくはならない」
面会もNG……。立会出産もできるのか...。
それでも、コロナに関係なく赤ちゃんは産まれてくる。異常事態のさなか、追いつかない心と真っ直ぐ向き合って過ごした日々の奮闘記。
著者・おおがきなこさん
1984年生まれ。漫画家。著書に『今日のてんちょと。』『いとしのオカメ』『いとしのギー』『エミ34歳、休職させていただきます。』。大人の心のひだを繊細に描く、優しく芯の強い作風が話題。
note / Twitter / Instagram / Instagram「イヌ日記」
著者・おおがきなこさんのコメント
幻冬舎さんに声をかけていただいた当時はまだ妊娠前で、こういうテーマの本になる予定ではありませんでした。コロナ禍のエッセイは描くつもりでしたけど、まさか妊娠するとは。
それで、途中から「妊娠日記みたいな感じでまとめましょう」って話になったんです。noteにアップしていた分も、担当編集者さんとやり取りしながら描いた漫画です。
noteを使い始めて2〜3年ほど経ちましたけど、そもそもは『いとしのギー』『いとしのオカメ』の編集者さんにすすめられたのがきっかけです。「おおがさんの作風は文章を読むのが好きな人にも読まれた方がいいから、noteの層に合うと思う」って言われて。
で、なんとなく使い始めて、今度は『エミ34歳、休職させていただきます。』の編集者さんにキナリ杯のエントリーをすすめられて、漫画なしのエッセイを書いたら優秀賞をいただけて。
確かに、noteは私に合ってるSNSだと思いました。
『コロナ禍妊娠日記』は漫画なんですけど、台詞よりもナレーション?の方が多いです。長い文章に絵がくっついてる感じ!これも、私のnoteでのエッセイを読んでいた編集者さんに「おおがさんは文章を書くつもりで漫画を描いてみたらどうでしょう」と言われたから。
なので文章を先に考えて、それに絵をつける進め方で描き上げました。やりやすかったー(笑)
妊娠中に感じてた「幸せそうにしてなきゃ」っていうプレッシャーとか、「でもコロナ禍だから深刻そうにもしなきゃ」っていう宛先不明な忖度の裏側を、もう描いちゃいたかった。
「妊娠したけど幸せ感じられてないよ」「子どもほしいってまだ思えないよ」って、世間の顔色なんか無視して言っちゃいたかった。なので言っちゃいました。
私と同じような妊娠生活を送っている人、過去送っていた人、妊娠経験はなくとも日々なにかに気を使って本音なんか言えない人、みんなに届くといいなと思います。
"言っちゃいけないひとりごとなんかないよ"いつでも、それが私の漫画のテーマです。なので今回は、
"お母さんになるからって、言っちゃいけないひとりごとなんかないよ"
が、『コロナ禍妊娠日記』を通して伝わりますように。電子もありますよ!
書誌情報
書名:コロナ禍妊娠日記
著者:おおがきなこ
発行:幻冬舎
定価:1,210円
ISBN-10:4344038576
ISBN-13:978-4344038578
判型:四六判
頁数:128頁
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