見出し画像

YouTuberの心の闇

テレビのお笑いは好きだが、YouTuberを積極的に観たいとは思わない。単に好みの問題である。僕の好き嫌いとは関係なく、すでに彼らは市民権を得ていてテレビとはうまく棲み分けが出来ているのだと思っていた。

これを読むとヴァンビという人は相当なルサンチマンを抱えているようだ。

面白さの種類が違うと言いつつ、自分から相手の土俵に上がろうとしている。喧嘩の強いほうが偉いと考えるのはその人の勝手だ。それをわざわざダサいと貶すのは喧嘩では敵わないけど認めて欲しい願望の現れに見える。

チャンネル登録者数1750万人は日本人口の10%を超える。傍目には十分な成功者だと思われる。しかし、他ならぬヴァンビさん自身が「喧嘩が強いほうが偉い」と思っていて、それ故に満たされないのだろう。

本人にそのつもりはなくても結果的に弱者を装っている。ダサいと攻撃するだけでは収まらず、いじめという言葉で相手を悪者に仕立てようとしている。この行動が僕には子供っぽく思えてならない。

面白さの種類が違うという部分は正しいと思う。その主張だけで止めておけば良かったのに。あんなに劣等感をあらわにされたら余計にYouTuberを楽しめなくなってしまう。