猫さんになーれ

こないだの続き。

見たくないものを見ないで済むようにSNSによってはブロック機能が利用できる。ただし、この機能は世界を狭くする。見たくないからといって必ずしも隠してほしいわけではない。無害化してほしいのだ。

他人の悪口ばかり言っている人がいたとする。ブロックしてしまうと自分の世界から人口が一人減る。そうではなく悪口を悪口と認識できないようにしたい。具体案としては動物の鳴き声に変えてしまう。にゃーにゃー喚いているだけなら無害だし、少なくとも元気にやっているんだなとわかる。語気によって「にゃーん」とか「フーッ」とか変化がつくとなお良い。

その人と別の知り合いがレスバをすると以下のように見える。知り合いは相手を無害化していないので普通に会話が成り立っている。

猫さん：ニャニャニャーニャニャー
知り合い：よくそんなひどいことが言えますね
猫さん：フーッ！
知り合い：いい加減にしてください！
猫さん：シャーッ！

実現例

嫌な気分にならない。むしろ和む。

どうしても内容が知りたくなったら無害化を解除すればいい。見たくないものを無理やり見せられると脊髄反射で火に油を注ぐ結果になったりするが、自分の意思で見た場合は多少冷静に対応できるのではないだろうか。