見出し画像

技術・家庭科・保健体育の思い出

三教科ともコマ数が少なくて大した思い出はないのだが、形式的に振り返っておく。成績は普通だったんじゃないかな。保健体育は体育に含まれていたんだっけ。それもおかしな話だと思う。

技術といえば流血の記憶。木工の授業でカンナを扱った際に木材を押さえている右手の親指を爪ごとざっくりと行った。カンナは薄く削るイメージが強過ぎて刃物をイメージできない。片手でカンナを引いている時点で先生の話を聞いていない証拠でもある。

家庭科で作る料理は少食の僕には量が多過ぎて食べきれないことがあった。カレーを作った時、隣でゆっくり食べていた友人を勝手に仲間だと思っていたら

甘いカレーは食べられない


などと意味不明なことを言い出して距離を感じた。そういう人もいるのか。

保健体育はテンプレートに忠実な角刈りマッチョの体育教師が女性の身体の成長について説明していたのが印象深い。恥ずかし過ぎて平静ではいられない状態だったのだろう。照れ隠しなのか、あるいは笑いを取りたかったのか、女性の胸のことを「ボイン」と黒板に書いて教室を変な空気にしていた。

先生が。黒板に。ボインと書いた。この状況がなんだか可笑しくて僕は何度も反芻して笑った。だって、先生が……黒板に……ふふっ。

過去1でとりとめのない話を書いてしまった。