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喉元過ぎれば熱さを忘れる

前回で一区切りついた多様性の話がとっても難産だった。1回目の結びに「つづく」と書いた時点では全5回くらいの想定だったのに、結果的に25回も続いている。どうしてこうなった。

世界は分割されるべきというおぼろげな結論が最初から頭の中にあって、その輪郭をクリアにするために手探りで各論を拾い集めていく算段だった。連続回はいつもそんな感じである。

しかし、産休クッキーに触れたことによって早々にバランスを崩す。ああ、そっちに行きたいんじゃないのよと思いながら目指すゴールから離れていく。毎回「つづく」の文字に縛られているので非連続的な軌道修正はできない。

弱くて優しい世界がどうのこうのと書いていた頃が一番しんどくてnote自体を辞めたくなっていた。自己満足の趣味で苦しむのはどう考えても理に適わないが、えてして創作とはそういうものかもしれない。

全体を振り返ってもやっぱりあの辺のくだりは終盤に回収されておらず、なくても良かったと思う。

ただ、今回は咲かなかった花も今後のnoteライフで開く可能性がある。辞めたかった理由が今は続けるモチベーションになっている。

そういえばこのnoteは先週5月13日に1周年を迎えていた。
道はまだ「つづく」。