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読書嫌いの自己分析

noteにこれを書くのはいささか憚られるが、お金を払ってまで文章を読みたいと思わない。文筆業を全方位にディスっているのではなく、僕個人の問題として文字から情報を得ることに少なからず負荷を覚える。

いくらガンダムが好きでも組み立てが苦手な人はプラモデルを買わないだろう。それと同じ理屈だ。

文章は先頭から末尾まで直列に文字が並んでいる。途中に改行や段落があっても本質は変わらない。その直列データを分解して立体的に再構築することでようやく理解に至る。僕はこれが不得手らしい。電話が苦手なのもこれのせいだと思う。

時間をかければ人並みの読解力はある。そうでなければ日常生活に支障を来す。理系も文系も関係ない。プログラマーという機械相手の職業でさえ、仕様の説明は文章でなされる。

新規プロジェクトの最初の会議で概要を説明されてもまずピンと来ない。どうせあとで資料を読み返すことになるので、後半は諦めて気配を消すことに専念する。わからないことは聞けと言われるだろうが、まだそういう段階じゃないから!

読書百遍意自ずから通ず

仕事なら100回でも200回でも読み返すよ。でも仕事でなければ到底やっていられない。100回も読むつもりで文章にお金は出せない。