マガジンのカバー画像

金銭感覚

26
お金は上手につかいたい。不定期更新。
運営しているクリエイター

2023年7月の記事一覧

お金で得られるもの

借金地獄もそうだが、お金に関する言葉にはネガティブなイメージをまとうものが多い。金の亡者、金に溺れる、拝金主義、成金趣味、などなど。 実際のところ、お金には何の罪もない。 なりふり構わずにお金を欲しがる人の姿がお金の印象を悪くしている。しかし、金の亡者が本当に欲しいのはお金ではなく、お金で得られる何かである。それはグルメだったり、衣服やアクセサリーだったり、あるいはお金持ちという形のないステータスかもしれない。 お金は依存を媒介する。僕が毎日ご飯を食べられるのはどこかの

2022年の買って良かったもの

年を経るにつれて終活とまではいかなくても家に物を増やしたくない気持ちは強まっていく。買い物をするときは熟考した上で厳選して結局買わないことが多いのだが、昨年末に買った湿度計がとても有能で満足している。 タニタ 温湿度計 TT-580 WH これも加齢の影響なのか、とにかく冬場の乾燥がきつい。皮膚の痒みは掻けば掻くほど痒くなる。苦痛レベルとしては痛みより痒みのほうが上なのではないかとさえ思える。で、乾燥対策をするにあたって、まずは現状を把握するためにこの湿度計を購入したのだ

安全マージン

わりと最近までクレジットカードを持たずに生きてきた。借金してまで急いで買いたいものがないからだ。お金を借りるということは返済義務を負うということ。それはまさしくカード会社との依存関係にほかならない。ここ数回の記事で書いているように依存は極力減らしたい。 プロバイダとの契約に必要だから仕方なくカードを作ったが、分割払いを利用する気はまったくない。一生使わないと思う。利息を払って自分の未来を拘束されるなんて馬鹿げている。リボ払いに至っては返済を長引かせたいカード会社の魂胆が見え

手のひらの上で

前回からの続き 昔、祖母に連れられてよくパチンコ店に行っていた。18歳未満でも保護者同伴なら大丈夫と祖母は言っていたが、いま調べてみたら普通にアウトだった。一球ずつ指でレバーを弾くタイプの台で、子供心に楽しかった記憶がある。出玉で交換したビスコも大好きだった。 時代は変わって、パチンコ台は手打ちから電動式ハンドルになり、僕は大人になった。慈善事業でない限り、企業は利益を最大化しようとする。そうあるべきだと理解できる年齢になった。 店側が儲かるように出来ている。パチンコ業