転職時の理想とギャップについて

画像1

IT企業の採用担当して、面接に携わる中、
過去の苦い経験から何故ギャップが生じてしまうのか考えてみました。

「ITエンジニアを目指したいです」
と理想を持って入社してくれたのが約1年前
今までキャリア実現に向けて、フォローしたけど結果は離職

どこで歯車は狂ったのか…
過去に戻れないけど、何か学ぶことはきっとある!
次に同じ悲しい結果を生まないためにも
しっかり振り返りをするための備忘録となります。

何故、離職になってしまったのか?  

      
当初のキャリア設計としては、現時点で目指したくてもスキルが不足しているからまずはこの業務からスタートをして、市場価値を高めていこう
これがコミットとした内容でした。
当人も納得いった表情で自身の置かれている立場や市場価値を理解してくれました。
 
もしかしたら、この段階ですれ違っている可能性もあるでは??
何が不足していたのか。
それは、面接時の擦り合わせ作業が抜けていた!
  
今までの経緯の中でどう感じたのか話してもらう
違和感を感じることがあるなら、しっかり聴くこと
もしかしたら業務説明が不十分だったかもしれない。
実は、他からも内定をもらっていて判断に悩んでいる
などなど
可能性があることはいち早くキャッチアップし、払拭できるかが重要。

どんなフォローが最適だったのか?


自身の今後のスキルアップ向上を目的として、資格取得に取り組みだしました。実際に今どんな技術が求めらていて、そのために何が必要かを洗い出し
取得までの期日を設定し、不明点などあれば周囲のフォロー環境を整える
たぶん、ここは適切だったと思うけど
何か落とし穴があるはず… 

それは、未来イメージが抜けていた!
取り組んでいることが、どう活かされるのか
モチベーションにも関わる部分が薄かったと反省

最大の要因は…


「思い込み」
 

 理解してくれているだろう。
 しっかり取り組んでくれているだろう。
 
自身が伝えた言葉が相手にどう伝わっているのか
しっかり話す、聴くことが必要と再認識できました。
メール、Slackなどコミュニケーションツールは増え、便利にはなっているけどアナログな部分もまだまだ必要です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?