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クリエイティブを高めるキーポイントとは? −「制約」のパワー −

割引あり

「自由」はやりにくい?


「自由に何か作ってください。」

さて、このような問いに対してすぐに考えが浮かんだ人はどれくらいいるでしょうか?至って凡人な私は、こんなこと突然言われたら「え、どうしよう…。」と思考が停止してしまいます。もうちょっとネタがないとどこから始めていいのかさっぱりです。
「自由って素晴らしい!」と思われがちですが、一般的に「全く自由」な状態に置かれると、無限の可能性に圧倒されてしまいます。選択肢が多すぎてしまうのです。

しかし、「何か飛ぶものを作ってください。紙のサイズはA4です。色鉛筆は赤と青しかありません。」と言われた方が何か発想しやすいのではないでしょうか?蝶々でも飛行機でもヘリコプターでもなんとなく何か思いつきます。

このように、「課題・目的」や「制約」がある方が、与えられた中で活用方法を考える、また、型にはまらない発想が浮かびやすいのです。

「自由」は必ずしもやりやすいとは言えないのです。「自由にやっていいよ!」と言われるよりも、実はある程度お題が決まっていて、「制約」がある方が動きやすく、クリエイティブな発想がしやすいのです。

Newell's theory of constraints

「制約」は様々な分野に当てはまります。それはもちろんスポーツにも言えます。

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