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映画 フォロウイング

なんと〜!
クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』公開記念
デビュー作の『フォロウィング』がデジタルリマスターで甦って公開されたので鑑賞してきました。

ノーラン監督の長編デビュー作『フォロウィング』はモノクロ作品です。
モノクロといえば、最近観た映画【 ゴジラ-1.0 モノクロ 】でも書きましたが・・・

想像力が駆り立てられ、もしかすると色鮮やかなカラー作品よりインパクトが大なのです。

この作品はロッテルダム映画祭をはじめ数多くの映画祭で賞を受賞した作品。
さすが鬼才ノーラン監督
未来から過去へと時間軸を逆向きに映し出した『メメント』や夢の中を映像化し、映画の概念が変わった『インセプション』、五次元の宇宙空間を描いた『インターステラー』。未来からの使者とともに時間が逆行する世界を描きだした『TENET テネット』も・・・

この作品の中にはそんな構造の原点があると感じました。

ネタバレにならないように
この作品は・・・
1998年に発表した長編デビュー作
作家志望のビルはそのヒントを得るため、街で目に止まった人々を尾行する日々を送っています。
ある日ビルは尾行していることをターゲットの男に気づかれてしまうのです。なんと、その男もまた他人のアパートに不法侵入を繰り返しており、彼とともにアパートに侵入したビル、そこで見た写真の女性に興味を抱き、今度はその女性の尾行を始める・・・
視点と時間軸とストーリーが交差していく・・・

これは面白い!

12024年4月、デジタルリマスター版にてリバイバル公開。
1998年製作/70分/イギリス

予告編



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