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「なぜカンボジアでアートメイク」を始めましたか!?


街の中心部にある独立記念碑

前回は「カンボジアでアートメイク」を始めたことをお伝えしましたが、読んでくださった方は「なぜカンボジアでアートメイクなの?」について興味を持ったのではないかと思います。
その理由については以下の3つを挙げました。

【スモールビジネスがしやすい】
【今までの職域を活かせる】
【カンボジアに住んでいる】

経緯の流れとしては、「カンボジアに住んでる」→「スモールビジネスなど新しいことに挑戦できる場所である」→「今までの職域を活かしたもの」の順になるかと思います。
事の発端は6年前の2017年に、カンボジアで看護師の仕事をしようとエントリーし、この国に来たのが始まりです。今までに他の国に数か月単位で長期滞在する機会はありましたが、実際に看護の仕事をしながら住んでみると、一時的に滞在する環境とは異なり、徐々にこの国の生活感や土地柄のことがよくわかってきました。そのカンボジアの印象についてですが、「カンボジアにいる日本の方達と話していると、以下のような共通点があります。

1.温暖であり過ごしやすい(ほぼ1年中が夏の陽気ではありますが)
2.カンボジア人は温厚な人が多い
3.英語でコミュニケーションを取れる
4.通貨がUSAドル建て(カンボジアリエルも普及してます)
5.街がどんどん発展しポテンシャルを感じる
6.首都プノンペンは街が小さくまとまっており移動が楽
7.アプリが普及していてデリバリーや銀行決済などが容易

上記は、私も同様に思います。。カンボジアだからという際立ったのもではないかもしれませんが、皆さんも新たな可能性を求めて日本から海外に出て、この国の良さを体感しているのだと感じます。

トンレサップ川とメコン川の合流地点からプノンペン市内を望む


その反面、ここでアートメイクをスタートし、気になることもあります。つい最近、カンボジアの知人に尋ねたところ、20代の彼らの話では、「カンボジアは他の諸外国に比べると圧倒的にナレッジが少ないと。これからカンボジアが発展していくにはナレッジを持つことが必要になる」ことを強調していました。このナレッジという言葉を日本語で一言で伝えるのは難しいのですが、「付加価値のある経験や知識」といったところでしょうか。
日本は、医療アートメイクとも言い、皮膚の構造を理解し、感染などの衛生面に配慮しながら施術し、施術者側の行いも慎重です。しかし、カンボジアのアートメイクで気をつけるポイントは異なり、いかにキレイに仕上げるかというビジュアルが重視され、皮膚のこと、衛生面のことは二の次のように感じます。カンボジアのアートメイクについても同じように、「付加価値のある経験や知識」をもとに、施術を行っていく必要性を感じます。

カンボジアの気候は暑いので施術方法を工夫してます

とはいえ現在、首都プノンペンには数多くのアートメイクサロン(Semi Permanent Makeup など日本とは違う呼び方)があり特にローカルに大人気です。競合店も多いためか、カンボジアでの情報収集のシェアを占めるFacebookなどの宣伝はビジュアルを重視したものが主流で画像や映像の加工度は凄まじいものを感じます。施術料金もどれだけディスカウントしているが、お客さんを誘導する要因になっています。

このような状況下の中、海外で住むこと、仕事をすることは、その国の郷に従えとも言いますが本当にそうだと思います。まずは、いかに自身がその国のルールや環境に適応していき、そこでの良いと感じたものを取り入れ、さらに今までの自身の経験のなかで良いと感じたものを取り入れ作り上げてく、アートメイクのビジネスも同様だと考えています。

それでは実際に、カンボジアならではのアートメイクの導入や改善点を次回以降に書いていきたいと思います。

↓↓↓こちらは以前、スマホで撮影したプノンペンの街の様子です。ぜひご覧ください!!



 

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