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永遠に引きこもれるデリー・グルガオン生活:オンラインサービス紹介

インドと聞くと「危なくて外に出られないのでは…!?」という反応をする方が多いのですが、地域によってはそんなことはなく(どの国でもそうですが、出かける時間と場所は要注意)、むしろあらゆるものがオンラインで届けられるので永遠に引きこもれる地域もあったりします。
私が住んでいるデリー・グルガオンやバンガロール、チェンナイ等日本企業が多く進出している大都市では大体引きこもりが可能です。

インドの都市部で使えるオンラインサービスについて、駐妻さんや駐在員の方からよく質問を受けるのでこちらで可能な範囲でまとめておきます。
もしお近くにインド赴任予定の方がおられましたらこちらが少しでもお役に立てば幸いです。
疲れてもう1歩も外に出たくない!そんなときでもインドでは元気に過ごせます。そして驚くべきことにトラブルシューティングもすごく早く、返金等もすぐしてくれる!まあトラブルがゼロとは言いませんがとにかく楽です‥
一時帰国の時にはこれらのサービスがないので、かえって不便に感じていたこともあったほど…

インドのオンラインサービス(Eコマース)市場はスマートフォンの普及とライフスタイルの変化、コロナ禍後の購買行動の変化により「小売市場に占めるEコマース市場は年平均成長率年率25~30%」に及び、「2030年に流通取引総額が3,500億米ドルに達する」とのこと。ものすごい勢いのインドEコマース!毎日アリガトウ!!!
それではインドに住む前にダウンロード推奨のアプリやサービスをご紹介します。


1.Blinkit (app)

Blinkitは10-15分以内に食料品、日常用品全てを届けてくれるサービス。設立は2013年で、近隣のお店と提携して短時間で品物を届けることに成功。
このサービスなしには生活が成り立たない…神サービス…!近くのマーケットの方が格安な場合も多々あるので、値段を比較してローカル市場に行くかどうか決める感じです。
ちなみにMilkbasketというサービスもあり、これは夜中12時までに注文すれば朝玄関口に商品を届けてくれる、なんてものもあります。

近隣のお店や倉庫と連携している関係で(?)結構な頻度で商品は泥がついていることが多いですが、すぐ洗えば落ちますし、この泥は別に臭いません。時々何等かの虫がついている話も聞きますが、もはや私の目は小さい虫は認識できないのでNO ISSUEです。爆

食料品から日用品、調味料までほぼすべてのものが揃う神サービス…!
毎日ありがとう…

2.Zomato (app)
こちらは日本のUber Eatsのような位置づけ。時間はかかりますが少し遠いところの商品も、スープでも漏れなく(ものすっごい勢いでフタがしてある)届きます。インド料理の中でも北インド南インド、他の国ではアジアン料理、中東料理等様々なジャンルがあり、見ているだけでも面白いです。
ジャパニーズと言いながら??な料理も出てきたりして、イノベーションだなあ…と眺めています。
ちなみにインドのKFCはなぜか日本で食べるKFCの各段美味しく感じます。あれはなんでなんだろう…

インド料理の中でも食べものが細分化されており面白い…!
もちろん日本料理も韓国料理もあります。

https://www.zomato.com/india

3.Fresh To Home (app)
主に魚や肉を購入できるサービスで、最短90分で届きます。インドでは日本のような魚は手に入りにくいですが、タイやナマスっぽい魚はターメリックで下味をつければ臭みも取れて調理可能です。(結局カレーじゃんという突っ込みはおいておいて…)
我が家ではバサという魚を使ってムニエルをよく作ります。このサービスで魚を買えると知るまでは、デリーのベンガル地方のインド人ご用達のマーケットまで車で1時間かけないと購入できなかったので、このサービスも本当に有難いです…!それでもはやはり魚の栄養が枯渇しがちなので、サプリメントでなんとか補おうとしています…鮭食べたい…
サメ(どう調理するん…?)や謎の魚も結構市場に出回っており、面白いです。自分で捌かなくとも(私は一切捌けない)、クリーンにしてくれというオプションをつければ全て捌いて綺麗な状態で届けてくれます。

いつ見ても「どれも和訳が分からんな…」となる魚たち

4.Meatigo (app)
鶏肉やハム等加工品を買う際に使うサービスで、最短では当日中に届きます。ハムやソーセージは高いので贅沢したいときだけ頼みます。笑
他のお店だとお肉は結構匂いがきつく、いくら下味を漬けようが焼こうが臭みが抜けないことも多い(臭いお肉との奮闘は数百回しました)ですが、Meatigoのお肉はフレッシュかつ臭みが少ないのでおすすめです。
インドは野菜と果物が安く、お肉は意外とするんですよね…でも多少高くとも美味しい鶏肉が手に入るのはありがたいです。

5.Maindish (website)
こちらは日本人の方が経営されている、調味料やお肉等が1通り揃うサイトです。豚肉は通常手に入りにくく、普通のマーケットで買った豚肉は本当に臭みがきつかったので、こちらに出会ってから一気にQOLが向上しました。
我が家は毎日お弁当ですが、お弁当に入れやすい肉団子もあり、重宝しています。
ただやはり日本で食べている魚や調味料をインドで買おうとすると3倍以上の価格になるので、我が家は魚はFresh To Homeと干物、豚肉はこちらで購入、調味料は日本からの持ち込み(だし醤油を3年分持ち込んだので大抵なんとかなります。あと出張者の皆様からのお土産が大変助かります…!)で生活しています。

こんな感じで日本食材はやはり高価なので持ち込むことをおすすめしますが、豚肉は
下味をつければ臭みは取れるし本当に美味しい!

https://www.maindish.in/ja/

その他にも、無農薬の野菜をインドで育てておられるトマトプロジェクトさんや、パン屋さんのイロハさん等インド人の方以外にも日本人の方のサービスにも支えられる日々。

IT大国(かつ人件費が大変安価)な国だからこそ出来うるオンラインサービス(ちなみに逆立ちしても何しても牛肉はありません!!!!笑)。
この日々のインフラの力にインドの今後の成長を感じることも多々あります。
インドに来る前はとても不安で、先輩たちに上記のサービスを教えてもらって快適に暮らしているので、同じように赴任前帯同前にご不安な方はぜひ上記のサービスをのぞいてみてください、不安が大きいだけにかなりホットするはずです。

それではまた!आपका दिन अच्छा गुज़रे!

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