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「修学旅行に行けない」「学校行事がない」だけど、人生の”青春本番”は、この先に山ほどあるんです(そんで、そっちの方が楽しかったり…)
こんにちは、学生時代はもっぱらインドア、体育祭も修学旅行も、(悪い意味で)涙の思い出だらけの、いわゆる陰キャ、エイです。
そんな人間が、なにを言ったところで説得力はない、と思うかもしれませんが、せっかくですから、少し聞いていってくださいな。
今回は、「コロナで青春は潰れるか」というお話です。
この話、TikTokの動画などで耳にして、最初は「確かになぁ」と同情しました。
そうか、今の時代、たくさんの学生たちが青春を取り上げられているんだ。
そんな若者に、青春を楽しんだ我々大人が、「旅行なんていつでも行ける」と修学旅行を我慢させるのは、酷な話じゃないか、青春の思い出作りに都会に繰り出すのも目をつぶってあげなくては……。
……本当にそうでしょうか。
私たち大人は、全員が青春を謳歌していたでしょうか。
そもそも、青春って、何でしょう?
「社会人の青春」を忘れないで
振り返って初めてわかるのが青春、なんて言われる通り、青春の定義は曖昧です。
だけど、まだ高校・中学に入りたての若者は、漫画や映画にあるような、「一つの目標に向かってひた走る、夢中な期間」だったり、「仲間と騒げるお祭り騒ぎ」を想像するんじゃないでしょうか。
そして、青春は学生時代にしかない、なんて思っていないでしょうか。
これは個人的な意見に過ぎませんが、青春なるものは、何も学生時代にのみやってくるものではありません。
会社に入ってから、社内のスポーツ大会で汗水流す青春。
大きなプロジェクトを立ち上げ、仲間とともに作り上げてゆく青春。
大人になってからも、山ほど青春の機会は待ち受けています。
中学・高校の部活、大学のサークル・飲み会は、青春の代名詞のように言われていますが、大人になってからの時間の方が長い分、青春を謳歌できる時間も、長いと言えるでしょう。
何より、コロナの影響を受けた学校は、一つや二つじゃありません。
おそらく、大人になったとき、コロナで学校行事がなくなった世代は、自然に集まり、自然に青春を取り戻していくことになるでしょう。
「学生時代にしか青春はない」と、危険な中に飛び出していく必要は、全くありません。
むしろ、今コロナウイルスにやられて、体力が消し飛ぶような後遺症が残ったら、未来の青春はごっそり奪われることになるでしょう。
修学旅行・体育祭、正直いいものじゃない
(という陰キャの意見)
さらに言うなら、修学旅行も体育祭も、あまりいいものじゃありません(個人の見解です)。
修学旅行では、無理矢理、仲良くもない班員と同じ部屋にさせられます。
一人行動厳禁だし、一人でも問題を起こそうものなら、連帯責任で余計な叱りを受けるのも恒例行事です。
沖縄なんかが修学旅行になったなら、内容の8割近くが戦争関連地巡りです(大事な学習ではありますが)。
防空壕、ヒメユリの塔、などなどなど……もちろん、大切な学習には違いありませんが、観光気分どころではありません(元々学習が名目ですが)。
なんなら、ちょっとしたトラウマものです(非礼をお許しください)。
修学旅行はあくまでも「学習の一環」、漫画やゲームの中の修学旅行ほど、自由な時間は保障されていません。
体育祭では、醜い足の引っ張り合いが、目につきます。
クラス対抗の体育祭なんて、ランダムに選ばれた人間の寄せ集めチームですから、自然とギスギスした空気が生まれていきます。
運動音痴の生徒を、全員で「ネチネチ」「ちくちく」いじめている光景は、楽しいものじゃありません。
もちろん、全ての修学旅行が、全ての体育祭が、そんなもの、というわけではありませんが、正直、夢見てた私はがっかりな結果でした。
これなら、大人になってから、社員旅行で遊びに行く方がまだましだろう、と思います。
体育祭も、会社のスポーツチームの方が、いくらか楽しみやすいでしょう。(聞くところによれば、です。書き手は3ヶ月で会社を辞めた人間ですから)
ワクチンを打つ前にコロナにかかったら、
こんな後遺症が「青春社会人」の未来を奪う
さて、先ほど「社会人になっても青春はある」と言いましたが、なかなか信じられない方も多いでしょう。
「今の時間は今しかない」、そう考えるのも、ごもっともです。
しかし、もしうっかりコロナウイルスに感染したら、今どころか、一生分の時間を奪われる可能性があることも、忘れないでいて欲しいのです。
どんな後遺症があるんでしょう?
例えば、嗅覚や味覚が戻らない、という症状です。
美味しい料理を食べても、味も匂いもわからなくなります。
焼肉、パンケーキ、ハーゲンダッツのアイスクリーム、ハットグ、タピオカ……何一つ、「おいしい」と感じられなくなってしまうのです。
これから先も、どんどん新しいトレンドが生まれて、その度においしいものが発見されていくでしょう。
何一つ味わえないまま、一生を終えることになります。
もちろん、仲間と楽しくバーベキュー、なんてのも、夢のまた夢。
それこそ、青春を奪われることとなってしまいます。
気分の落ち込みによる、軽い鬱症状もまた、将来に影を落とします。
今、もし夢があったなら。
その夢を見る気持ちそのものを、コロナウイルスに奪われてしまいます。
夢を叶えるエネルギーごと、なくしてしまいます。
せっかくコロナウイルスが収まったとしても(そしておさまらず、ワクチンを打ち続ける日々だとしても)、もう何もする気は起きません。
今あるその夢を成し遂げず、一生を終えます。
夢を追いかける青春、それ自体がなくなってしまいます。
この他にも、たくさんの後遺症が報告されています。
詳しくは、専門のサイトをご覧になってみてください。
例えばこちら↓
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/soudan/longcovid_leaflet.html
個人的には、ユーチューブに公開中の、「【漫画】はたらく細胞「新型コロナウイルス編」も、わかりやすくておすすめです。
「今の一瞬」より、「数年後の青春」を取ってみませんか?
そもそも私がこのコロナ禍に学生をやってない以上、何の根拠も説得力もないかもしれません。
「あんたは青春満喫したろ!」と言われたら、ちょっと複雑な顔をするしかありません。
だから、どうぞ、遊びに出て行ってください。
ただし「なんで止めてくれなかったんだ!」というのはナシです。
誰にも、自分の保有したコロナウイルスを移してはいけません。
仲間内にウイルスを撒き散らしたら、その仲間の青春を「今の一瞬」ごと奪うことになるからです。
家族や大人に移したら、家族にあったはずの「社会人の青春」を、奪い取ることになるからです。
子供に移したら、「今の一瞬」すら知らないまま、時間を丸ごと奪ってしまうことになります。
私だったら、そんな罪悪感には耐えられません。
数年後の社会人の青春をとったほうが、よっぽど幸せで、気楽です。
あなたは今の一瞬と、未来の青春、どちらを選びますか?
エイでした。
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