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朝、一杯の梅しょう番茶がサイコーなわけ

 梅しょう番茶はホントにいい!老人がすすっているような古臭いイメージがあるかも知れませんが、若い現代人の健康にとってもスゴく良いものです。梅しょう番茶の良さを是非見直して欲しいと思います。カラダのどこに良いとか何に効く、というような部分的な、または一時的なことではなくて、言わばいつも悩まされている体調不調がすっかりなくなってしまう食生活に導いてくれる力を持っていると思います。意外と風の時代の最先端を行く、とっておきの健康法かも知れません。素直な心でやってみた人だけが得する本当に健康を取り戻すための情報です!


慢性病・体調不良の原因はみな同じ

 周りを見渡すと、何らかの体調不良の人が多いように感じませんか?花粉症で薬を飲んでいる人はごく普通だし、冷え性、便秘、下痢、こり、むくみ・・・すぐ風邪をひく人、定期的にぎっくり腰になる人も結構いるように感じます。さらには、糖尿病とか痛風とかの薬を飲んでいる人の話もよく聞きますし、慢性疲労症候群とか、過敏性大腸炎とか、逆流性食道炎とか・・・電磁波過敏症、アレルギー・・・
 今の医学では、どれも何が真の原因なのか分かっていません。原因が分かっていないのですから、現代西洋医学は、対症療法以外、成す術を持たないということです。人類は心臓がなぜ動いているかさえ知らないのですから

 こういう慢性的な体調不良というのは、真の原因は、実はみなほぼ同じなのかも知れません。血液が汚れて血流が滞ると、カラダのあちこちに違う症状の不具合が出ますが、それはただ単にその人の弱い処、酷使している処、意識している処に症状が現れているに過ぎません。症状の見た目や感覚が異なるため、枝葉であるその症状の一つひとつ病名を付けて病人を作り出して、その病気の薬を売るのが、現代西洋医学の裏の一面です。もちろん対症療法中心の現代西洋医学のすべてが悪ではありませんが、悪い方の面もちゃんと認識しておかないと真の健康には中々なれません。これぞマッチポンプビジネスです!
 それはさておき、慢性病・体調不良の原因となる血液の汚れと滞りはどうして起きるのでしょうか。

血の汚れと滞り

 全身を巡る血液が汚れてしまったら、全身のどこに機能不全が起こっても不思議なことではないでしょう。血液は、すべての細胞に栄養と酸素を供給し、老廃物を排出させているし、免疫システムにとってもその働きの要です。毒物や老廃物がいっぱいの酸性化した血液では毛細血管の血流も滞り、用を足さなくなるのは当然です。

 そもそも誰のカラダにも恒常性維持機能(ホメオスタシス)が備わっています。体温も水分量も血液のpHも・・・かなりの正確さで一定に保たれています。人間のカラダは本当に信じられないくらいの超高性能・超複雑系システムだと言えます。免疫システム、自己治癒能力も、人智を超えた働きとしか言いようがありません。人間の浅はかな知識や経験では、到底解明できない領域です。これこそまさに、神からのギフトなんだと思います。

 血液が汚れて滞っている状態というのはどういうことなのか、改めて考えてみますと、生来備わっているホメオスタシスの働きが効かなくなってしまう程に、または狂ってしまう程に、あなたが血液を汚す行為(生活)をしているということなのではないでしょうか。

 大事なことを「肝腎」と言いますが、肝臓・腎臓の働きだけとっても、途轍もない神業です。カラダに吸収してしまった毒の解毒は、肝臓が一手に引き受けます。1995年に起きた地下鉄サリン事件の際、人間の肝臓でも作られる解毒作用がある物質「グルタチオン」という薬の投与で、猛毒のサリンが解毒されて一命をとりとめた被害者いることは有名な話です。グルタチオンは、白玉点滴と呼ばれる美容・若返りの療法としてご存じの方も多いかも知れません。
 腎臓はと言えば、これも信じられない高性能臓器です。血液中の成分から必要なものと必要でないものを自律的に分けてろ過するというのは、神業以外のなにものでもないでしょう?

 肝・腎はほんの一例です。あなたのカラダにはこんなにもスゴイ働きが備わっているというのに、その働きが限界に近くなるまであなたが血液を汚しているために、血の清浄化が間に合わず、その結果全身のどこかで体調不調の症状が出ていると考えるのが正解だと思うのです。

慢性病・体調不調はあなたの生活の積み重ねの結果

 天から授かったホメオスタシスが狂ってしまう程、あなたの血が汚れてしまっているのは、他ならぬあなたのせいです!ちょっとキツイ言い方になりますが、あなたのこれまでの生活・生き方の積み重ねの結果が、今のあなたの慢性病・体調不良なのです。あなたの運が悪かったということでは決してありません。成るべくして成っているだけのことです。

 血を汚す原因は、二つあります。それは、ひと言でいえば「悪い食生活」と「度を越した精神的ストレスの継続」です。この二つの問題を抱えたまま現代生活を続けた結果が、あなたのカラダの慢性的な不具合というワケです。
 あえてどちらかと言えば、後者の精神的ストレスの方がカラダへの影響は大きいと感じます。食生活がかなり酷くても平気な人は多いですが、そういう人は日頃の精神的ストレスが小さいか、または良いストレス解消法を持っている人なのではないかと思います。逆に、食生活が健康オタクのような完璧な人でも、大きな精神的ストレスによって、みるみる病気になってあっという間に死んでしまった人を知っています。毎日ストレス生活を送っている人が、悪い食生活によって体調不良が助長され、深刻な病気になってしまうというのは、現代においては珍しいことではないように思います。

 今回は、血を汚す二つの原因の内の、食生活の方に注目したいと思います。後者の精神的ストレスへの対処についても、誰もができる対処法があります。でもそれは、この三次元の物的世界のことだけではどうしても解決できないのです。あなたも気付いていないあなたの心の中にまで踏み込む必要があります。一旦分かってしまえば難しいことではありませんが、それに気づくまでにちょっと見えない壁があるのかも知れません。それについてはまた機会を改めてしっかりとお話することにしましょう。

普通の食生活が知らず知らずの内に健康を蝕んでいる

 食生活が慢性病・体調不調と直接関わっていることに異論がある人はいないでしょう。食べたものがあなたを作っているのですから。
 それにしても現代日本人の食生活は、特にこの半世紀ほどで、ヒドいものにされてしまいました。それに気づいていない人が大半ですが、日本人も、世界中の人々もグローバリストたちの私利私欲のために好き放題に、無茶苦茶にされてきました。そのなれの果てが新型コロナウイルスという人工のウイルスと安全性の確認すらされていなかったワクチンですよね。そうです、これもマッチポンプビジネスです。
 新型コロナウイルスとそのワクチンについての真実は、もうだいぶ表に出てきているようですから、間もなく日本でも多くの人が現代医学に対する信頼を失うことになるでしょう。腰を抜かしてへたり込んでしまわないように、今からでも真実の情報に対するアンテナを上げておかなければいけません。

 そして、新型コロナウイルスなんかよりずっと以前から日本人の食生活はグローバリストの都合の良いように変えられてしました。いわゆる食の欧米化というのは、一見して豊かな生活になったような錯覚に陥りますが、日本人のカラダに合った食生活、日本の風土の中で苦も無く健康に過ごすことができる食文化を大きく損なう結果になってしまっていることも事実です。
 減反政策とパン・牛乳の普及によってあまり米を食べなくなりました。戦後のアメリカの農業を守るために小麦粉を輸入したのだと言われています。肉を食べると元気が出ると教育して、食の欧米化が進みました。
 どれも日本の風土に合っていない食生活ですから、日本人はどんどん元気を失っています。子供が生まれる数も減りました。栄養学も肉食の腸が短い西洋人に合わせたものをグローバルスタンダードにしたのですから、穀物菜食の腸が長い日本人に合う訳がありません。
 その上、種子法・種苗法もアメリカの言いなりで改悪したり、減塩ブームを起こしたり、食品添加物や農薬の規制もゆるゆるのやり放題ですから、現代日本人の健康は知らぬ間にどんどん蝕まれてきました。こうして生命力が衰えてきていることに、当の日本人の多くは気付いていません。ある意味、洗脳状態です。政治家も学者もメディアもみんなグローバリスト側の手下になってしまっているのですから無理もないことではあります。

 現代人が健康を取り戻すためには、今の食生活を徹底的に、かつ抜本的に見直さないことにはどうにもなりません。これは良くて、あればダメというような、局所的な問題ではありません。欧米化してしまった食生活から、日本の風土に合った食生活に戻ること以外に、超精密・超複雑系の人間のカラダのホメオスタシス、自己治癒能力がちゃんと働くようにする方法はないと思います。
 逆に言えば、カラダのホメオスタシス、自己治癒能力がちゃんと働くような環境を作れば、つまり日本の風土に合った食生活を取り戻すことができれば、後はあなたの超高性能のカラダが何とかしてくれるに違いありません。あなたのカラダは想像以上にスゴいのですから。
 サプリメントによって完全栄養食を摂っているなどという人の話を聞いたことがありますが、恐らくそれは大きな勘違いであって、カラダはどこかに負担を抱えながらホメオスタシスでなんとかしてくれているだけのだと思います。人間のカラダは人間の浅はかな考えでコントロールできるほど単純ではないのです。

現代人は圧倒的食べ過ぎ

 一日三食という常識もグローバリストにやられたことかも知れません。一日三食では間違いなく食べ過ぎになります。
 朝ごはんはしっかり食べましょう、というのは国民を不健康にするためのプロパガンダだと言ったら、陰謀論に聞こえるかも知れません。でもあながち間違っているとも言えないと私は思っています。しかも朝からパン(小麦粉)とコーヒ―?牛乳?(笑) 真面目な日本人は、正午12時になると必ず律義に昼ごはんを食べますよね。12時過ぎると街から人通り減るほどです(笑)
 毎日三食キッチリ、がっつり食べることが健康の秘訣だと思っている人がほとんどかも知れません。でも、残念なことに食べれば食べるほど真の健康からは遠ざかります。

 栄養学が嘘なのです。百歩譲って言えば、少なくとも日本人に合っていると言えないのです。江戸時代の飛脚は、一玄米のおむすび二つ、三つだけで一日走ったそうです。なんだったら、何も食べない不食の人だって結構います。一日に青汁一杯の生活をずっとしておられる鍼灸師の森美智代さんは有名ですよね。常識と真実は明らかに違います。

 一日一食の生活が、ほどほどの中庸で良いのではないかと思います。一日一食なんて信じられないと思うかもしれませんが、慣れてしまえばどうということはありません。一日三食から一日一食に急に変えたとしても、空腹が辛いのはせいぜい三日間~一週間ぐらいのもので、その後は、気が付けば常に心地よい空腹感がある、という感覚になります。一日三食もがっつり食べていると、毎日胃腸が空っぽになる時間が無いか、とても短くなります。これが非常によろしくないようです。
 余談ですが、肉食だと消化が悪く、食べたものが腸内に長く停滞して、必ずと言っていいほど腸内で腐敗するのだそうです。そうすると腸内の悪玉菌が活性化して毒素を出します。だから肉食の欧米人はその毒素を解毒するためにビタミンCを必要とするのだそうです。そこまでたくさん肉をみたい食べない日本人にとって、過剰なビタミンCは実は毒になっているようです。ビタミンCはカラダに良い、という常識は単純には通用しないのかも知れません。

 いわゆる断食の時間がある程度確保されると、人間の生命力は強くなるようです。腸内環境も良くなります。そして何より、一日一食にすると、その食事に対する思い入れが強くなります。今日の食事を大切にしようという思いが自然と出てきます。カップラーメンで済ませちゃお、なんてことはもったいなくてとてもできなくなると思います。感謝の気持ちで地元の旬のものの生命をいただく。もしかしたら、これが肝かも知れません。
 一日一食生活の良さは、やってみないと分かりません。1~2週間やってみただけでも分からないと思います。体調の変化は始めてすぐにでも実感するかもしれませが、3か月ぐらいすると本当にカラダが変わったことを実感すると思います。そして元の一日三食の生活に戻る気にはなれなくなります

 私は、一日一食生活を始めてからたぶん、3~4ヶ月目ごろに、ねっとりした異様に臭い宿便が出たことがあります。宿便というのは腸の中にうんちが溜まっていたということではないようです。血液が徐々に清浄化されていくと、肝・腎の働きも良くなってきて、ある時、全身の細胞から老廃物や毒素が一斉にデトックスされることがあるらしいのです。
 体調が好転する前に症状が悪化するという好転現象があると言いますが、どんなことが起こるのかは人それぞれ違いがあります。私の場合は宿便というプレゼントでした!
 いつから体調がすこぶる良くなったのかの記憶は定かではありませんが、それまで悩まされていた、花粉症も口内炎も胃炎も腰痛さえも、いつの間にか全く無縁のものになっていまたし、お腹も壊さないし風邪もひかなくなりました。こういうのが健康というんだなぁとつくづく思います。

一日一食生活と共に是非「梅しょう番茶」

 一日一食の生活は完璧と言って良いと思います。体調はすこぶる良くなります。体重・体形のコントロールも簡単です。その上、食費が激減します。少々食材にこだわって高いものを食べても、食事回数が減るのはやはり大きいです。
 意外とスゴイ効果なのは、お昼ご飯を食べないで済むことです。毎日家を出て働いたり学校に行ったりする人は、お昼ご飯に大きな労力を使っています。お弁当作るのも大変だし、外食のお店を探すのも一苦労です。しかも食べると午後は眠くなります。お昼ご飯を食べない習慣にするとこれらが全くなくなるんです。お昼休みにじっくり本を読めたりします!

 一日一食で困ることが一つだけあります。それは、塩分が足りなくなることなんです!塩をしっかり摂ることは元気に生きていくためにはとても大切なことです。(塩とは、ミネラルを含む自然海塩=天日塩のことで食塩=NaClのことではありません)日本人は塩抜きで体調不良だらけです。

 一日に一度だけの食事で十分な塩分を摂るのは中々難しいのです。濃い味噌汁、濃い味付けも限界があります。そこで、朝、一杯の梅しょう番茶というワケです!

 梅干を種を取って一つ、醤油を小さじ1~2ぐらい、しょうがのしぼり汁少々を湯のみに入れ、そこに熱い番茶を注いで飲みます。

 梅干は、市販のものは添加物が入ったもので塩分濃度も低くひどいものばかり。手作りのものが一番ですが、市販のものなら無添加のものを根気よく探すしかありません。
 醤油も、ひどいものが多いです。本醸造のものでできれば天日塩を使用したものがベストです。大豆は輸入のモノはほぼ100%遺伝子組み換えと思って間違いありませんから、国産大豆のものを選びます。安い醤油は、よく見ると「しょうゆ風調味料」と書いてあります(笑)
 番茶は、農薬を使っていないもので、天日で干した三年番茶が良いです。カフェインが抜けているのだそうです。

 私は三年番茶に、スギナ茶を一つまみ入れて煎じたもので毎日この梅しょう番茶を作っています。スギナは日本中どこにでもある草ですが、良質のカルシウムを摂るにはスギナの右に出るものはないのだそうです。どんな効果があるのかあまりよく知りませんが、美味しくなるので入れています(^^♪

スギナ茶

 醤油は、あまり多く入れ過ぎると、飲んでしばらくすると下痢をしてしまいます!急激に塩分を摂るとカラダは排泄しようとします。過ぎたるは及ばざるがごとしです。湯呑の大きさや、自分のお腹と相談して量を加減して下さい。
 塩分を緊急的に補給して体調不良を速攻で良くしたいときは、卵醤に限ります。卵醤にすればカラダはしっかり吸収してくれるようです。

 とても不思議な感覚なのですが、空腹を感じた時に甘いものや炭水化物ではなく、塩分を摂ると空腹感がスッと消えていきます。西洋式のカロリーという意味では、ほとんどゼロである梅しょう番茶を飲むとよく分かります。
 空腹感を感じている時、カラダが欲しているのは糖質ではなく、ミネラル分を欲しているということかも知れません。減塩ブームでミネラル分が足りていない現代日本人は特にその傾向が強いと思います。
 ですから、もしあなたがダイエット中だとしたら、しっかりとミネラル分(塩分)を摂ってみるのもおススメです。

 梅しょう番茶の良さを共有したくてこの記事を書き始めてみたものの、梅しょう番茶を飲みさえすれば健康になる、というようなことではないということがどうも本質のようです。
 やはり、病気は根性が直れば良くなるのです。朝、一杯の梅しょう番茶を美味しくいただけるだけの心の余裕が生まれていたら、あなたは健康な生活を取り戻しているということかも知れません。

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