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博論は審査自体より所要時間の方がキツい

博士予備論文通りました。以前申しました通り、うちは予備審査こそが本番ですので、これでとりあえず学位が取れなくて内定がパアということはなくなりました。今後は論文数で評価されるので、少なくとも当面は学会には遊びに行くだけでよさそうです(質疑応答怖いから口頭発表したくない)。

Zoomでの審査だったのですが、正直これだったら普段の院生の持ち回りの発表の方が余程しんどい質問が飛んでくるなという印象でした。いやまあ確かに、普段の思いつきのネタとは気合いの入り方というか、執筆にかけた時間も労力も文字通り桁違いですから当然といえば当然なのですが。5年以上かけて慎重に構築してきた体系なので、そう簡単に粗が見付かっても困りますよね。

審査ではむしろ用語の定義とか論文の構成とかのコメントが多かったという印象でした。章ごとにもっとしっかりまとめを書いた方がいいとか。9月に教授会で予備論文審査合格が報告されて、10月に題目届提出、11月に本論文提出、それから本審査だそうです。学生側がやることは多くないとはいえ、めちゃくちゃ時間を食いますね。

時間に余裕ができたら2021年現在の本棚の記録を作っていこうかなと考えています。うちの蔵書の中身はだいたい古本が8割、新刊で買ったのがだいたい2割、それに加えて先生が退職する時に置いていったのをお下がりでもらうという機会が2回ほどあってそれでもらったのが一定数という感じです。このトップ画にしてる写真だと、左側の黒Teach Yourselfはお下がりです。最近はもう入り切らなくて奥と手前で2列にしたり、それでも入らないから空いたところにとにかく入れたりしています。

新刊で買った本は最近増えてますがまだ少なくて、ほとんどは古本屋めぐりで発掘したものです。状態に対するこだわりはないのですが、意識して嗅がなくてもわかるレベルで煙草の匂いが染み付いたのだけは書いません。目利きというよりは何度も通う根気と運ですね。ああ古本屋めぐりしたい…。

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