ウサギとカメの物語〜『相対評価』と『絶対評価』が生み出す結末〜
こんにちは 個別指導塾 Open mind の田中です。
ウサギ🐰とカメ🐢の話、みなさんご存知かと思います。
『 ある競争で、急ぎ足のウサギがGOAL手前で油断していた所、
後からやってきたカメが追い抜かすというようなお話し』
あまりにも有名過ぎますね。笑
この話はしばしば「コツコツと努力がする事が大事である」というようにまとめられています。しかし、今回は 私の考える この話の本質をお話ししたいと思います。
「ウサギとカメ」の話が表す本質
結論から申し上げますと、
ウサギとカメの話が表す本質は、
「大義を成したければ目的を明確に行動せよ、他者と競争するな」です。
その理由をウサギとカメの『視点』の違いからお話ししたいと思います。
1.ウサギの視点
この物語でウサギはずっとカメを標的にし、自分と亀の距離いわゆる
「自分と他人の差」に目を向けているんですね。
現実社会において、
『年収、役職、学歴、偏差値、テストの点数、日常の些細な発言ですら』「自分と他人を比べて悦に入る人や、その距離があまりにも離れていて落ち込む人がいます。」その人達はウサギです🐰
2.カメの視点
一方でカメは、目的に向けて着実に歩みを進めています。他人と自分を比べる事なく、ただひたすらに歩む。
現実社会において、
『目的が明確で、着実に歩み、
誰も追いつけない所にいってしまっている人』その人達はカメです🐢
そしてこの人達が大義を成すというように考えています。
3.ウサギとカメの決定的な差
ウサギは『他人』をカメは『目的』を標的としており、見ているものが全く異なります。
要するに、ウサギは相対評価、カメは絶対評価をしながら歩みを進めています。
4.相対評価で生きるウサギの悲劇
相対評価は身を滅ぼします
(実際に私も『就職活動』でそのようになってしまいました、これは別の機械に話します)
悦に入るウサギタイプは他人と自分を比べて、
人より優れている部分を見つける事を好みます。
その結果『勝てる相手としか戦わなくなります』
下を見て喜んでいるうちに大義を成す事無く一生を終えるでしょう。
さらには
『明確な目的が無い』ため何の為に生きているか分からなくなります。
5.絶対評価で成果をあげるカメ
絶対評価こそが大義を成す
一方のカメは、自分にとことん向き合います。
『自分とひたすら向き合いながら、
改善を重ね着実に目的を成し遂げていきます』
1つ成長すれば、また次へ、、、
カメはいずれ誰も手の届かないポジションに到達してしまいます。
6.まとめ
「大義を成したければ目的を明確に行動せよ、他者と競争するな」
・日々目的を明確に行動しろ。
・他人では無く、過去の自分と常に比べ続けろ。
・でないと身を滅ぼすぞ。
これらの教えが『ウサギとカメの話の本質である』
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