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彩波出版 透野(とうの)のお仕事

 やっと最近、「で、何してる人なんですか?」と聞かれるようになりました。ありがとうございます。ご案内用として、今取り組んでいることを並べてみます。


タデアイ・藍染についての調査と記録・講演

 藍染の原料植物であるタデアイや藍染の様々なことの調査と記録に取り組み、資料として電子書籍に残すための活動を行なっています。
 蒅製作の歴史が深い徳島に拠点を構え、タデアイ農家の実家にて沈殿藍の精製にも約20年携わってきた経験を踏まえた検証を試みています。また、各地の藍染関連の現場、展示、図書館に赴き、インタビューを含めた調査も実施。
 真摯に藍染に携わり続ける方々に、美しい日本の藍の色を染め続けていただけるよう、少しでも助けとなることを願って発信しています。

 noteでは、その時々のテーマごとに、深めに掘り下げたトピックを定期購読マガジンでお伝えしています。

 随時、藍に関する電子書籍(Kindle版、ペーパーバック)を出版いたします。

 また、藍染の歴史を踏まえた効果効能のお話しなどの講演も承っております。藍の面白さをお伝えするためなら、1時間でも2時間でも3時間でも喋りますので、まずは講演のテーマなどのご要望をオフィシャルサイトお問い合わせフォームからお聞かせください。講演料につきましては応相談とさせていただいております。

藍染め石けんレシピ作成・プロデュース

 以前、藍色工房時代に製造販売していた「藍染め石けんシリーズ」を復刻。レシピ作成とパッケージ作成を担当しています。藍色工房時のレシピを更に改良し、優しい洗い心地となっています。
 製造販売は香川県の合同会社さぁかす化粧品事業部、INDIGO BASEで行なっています。卸販売も行なっておりますので、「お問い合わせ」項目でご案内しているオフィシャルサイトからご遠慮なくお問い合わせください。

専門家の電子書籍出版プロデュース

 藍染に限らず、様々な分野の専門家による電子書籍出版をプロデュースしています。企画草案から執筆進行のサポート、表紙・本文のレイアウトなど承り、Amazonでの出版作業を行います。広報のためのフライヤー作成、書影入りの名刺作成もオプションで承ります。

 プロデュース第1作はオペラ歌手 村山岳氏の渾身の自叙伝です。

 また、絶版になってしまった専門書を電子書籍で復刻させたいとご希望の方がいらっしゃいましたら、下記オフィシャルサイトからご相談ください。

正藍染研究所の運営

 藍染専用の工房「紺邑(こんゆう)」代表だった、故 大川公一氏の「本建て正藍染」と「真摯に藍と向かい合う哲学」を受け継ごうと、門下生によって発足した任意団体の正藍染研究所。技術の向上や切磋琢磨の場を作り、みんなで励まし合って精進するために活動しています。私は運営メンバーの一員として参加しています。
 これまでに、門下生の作品展示販売会を大阪、群馬、東京で開催。各回ごとにテーマを持って門下生同士でトークセッションを開催し、毎回ファシリテーターを務めさせていただいています。そして、その貴重な記録を電子書籍化しています。

 現在、2024年4月19日に行われた、INDIGO SESSION vol.3「旅する藍」の監修・編集を進めています。発売日は未定です。

藍に関するアイテム販売

 と言っても、こちらはあまり大々的には行なっておらず、本当に知る人ぞ知るアイテムのみのお取り扱いです。

 実家の藍農園で精製した藍顔料を、現在は入手不可能となった貴重な国産の膠(にかわ)で練り上げていただいた藍の墨。書道の作品、水墨画の彩色はもちろん、私は塗り絵や切り絵の彩色にも使用しています。

 藍染に欠かすことのできない木灰。原料は理想的な堅木のみというわけにはいかず雑木(香川県産間伐材)となりますが、藍建てにも藍甕の手入れにも問題なく使用できます。
 ふるいにかけ、かまどで炒って余分な水分を蒸散させてから5kgを測り分け、お届けしています。

お問い合わせ

 お仕事依頼、電子書籍出版についてのお問い合わせ等は、こちらのオフィシャルサイトのお問い合わせフォームにて承っています。ご遠慮なくご利用ください。

※沈殿藍の作り方、藍染め石けんの作り方についてのお問い合わせにつきまして
 大変多くの方からお問合せを頂戴しております。ありがとうございます。
 誠に申し訳ございませんが、上記2点につきましては事業の根幹をなす重要な情報のため、一般的なお問い合わせにはお答えいたしかねますことをご了承くださいませ。
 業務依頼としての石けんレシピ作成のお問い合わせは、オフィシャルサイトのお問い合わせフォームにて承っております(OEM実績あり)。
 また、私どもの沈殿藍の作り方は、年に2回、各3日間通しの集中講座でのみお伝えしております。こちらのご案内は来年より彩波出版メールマガジンでのみで行うこととなりましたので、ご希望される方はご登録ください(無料)。
 2024年開催分は既に締め切りましたため、来年分のご案内までお待ちください。2025年分の集中講座の概要は、2024年10月にメールマガジンにてご案内予定です(noteでは行いません)。

 彩波出版のメールマガジン「彩波出版のさざなみの日々」ご登録はこちら。

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