見出し画像

子規とナブラ

鶯谷駅から歩く 茶色い平屋は歌人・正岡子規の旧居

昭和二十年の空襲で焼け 五年後にほぼ当時の姿が再建された

『仰臥漫録』の献立 健啖家であった 
日々の食事やおやつ
病に伏しながらも創作を続け 周囲に強く当たる様
苦しみを束の間和らげてくれたであろう存在たち ガラス窓から注ぐ陽射し

へちまの種 スポンジ 食器洗いや風呂掃除も天然素材なら心地良い

ラオスの市場に並ぶ細面のヘチマ 徳之島の食卓に上るナブラ丼

沖縄の食堂のナベラ定食 爽やかな色味にホロホロとした食感も愉しい

150906容子さんマイルド
画像2
画像3
へちま棚をつくりたい

*子規庵の斜向かいには、洋画家でもある中村不折の書道博物館がある。
駅近くには井戸水とにがりから作る昔ながらの豆富料理「根ぎし 笹乃雪」、芋坂の羽二重団子、東京国立博物館。子規庵の公開時間には昼休憩が挟まれる。 子規庵(根岸) 鴎外(千駄木)

Erat, est, fuit あった、ある、あるであろう....🌛