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靴とかばんと 帽子

毎日行動をともにする靴とバッグには 昔から惹かれてきた
ときめくものに出会うとぐぐぐと心掴まれ 身の回りのもので特に
つくった人の思いを強く感じるもの 手元には6足の靴と7つの鞄

1.スニーカー(反射材付きNB)
2.夏用スニーカー(爪先保護の風通しがよいもの、水中や岩場も可能)
3.ビーチサンダル(海、楽屋、ゲストハウス用)
4.ハイヒール(パーティー)
5.長靴(雨天時)
6.レザーのショートブーツ(冬季)

島でよく履かれているのは ギョサンというタフで歩きやすいサンダル
マットでシックなものからネオンカラーまで 色味豊かに揃う
強度が高く岩べりも助かる 底のデザインにより小石が詰まりやすくはある
これは合成樹脂製なのだが 生分解性の天然ゴム100%のエコなサンダルも
製造行程に有害な物質を使わない工程は 作る人も使う人も気持ちがよく
履き心地もふわふわ 砂も抜けていきやすい作り

パーティー・ドレスやヒールは レンタルが可能なら利用によりスペースや
管理の手間が省けるものの 靴は慣れ親しむうち安心を覚え
お守りのような存在に 出番前に力をあたえてくれるとびきりの味方

ドイツのTrippenやBIRKENSTOCKは ユニークなフォルムに惹かれるけれど
足に合わない 身に着けたときの快適さはとても大事
山はビーチサンダルやスニーカーで登っていたが 一度踝までの靴で登ると
守られている感覚に驚いた やはり専用のものは強いなと
キナバル下山後には スニーカーのソールが半分まで剥がれてしまい
サンダルに履きかえたことも スニーカーの劣化は突然訪れる
靴も消耗品ではないから ソール交換などしながらできるだけ長く履きたい

以前見て気になった アメリカの村で女性と息子さんが作っている登山靴
国内でも別の職人さんの店をみつけたが 革から離れる頃だったのと
重量があるので見送ったが ポリウレタンを使用しないと明言していて
やはり買い替えの波に逆行していていいなぁと 心に響いた

1.ウエストバッグ
2.手提げ鞄
3.エコバッグ
4.コットントートバッグ(手提げでは足りない時、旅先歩き)
5.コットンミニトート(ちらっと図書館、お弁当)
6.バックパック(短期旅用)
7.バックパック(長期旅用)

エコバッグは常に ぱっと行き合ういきいき野菜やくだものを逃さぬよう
思いがけない頂きものも 入れ物があるとビニール袋要らずで便利である
友のところへの食べものや 衣装を運ぶときに活躍するのは風呂敷
かさばるものも おおらかにぴたりと包み込む
日常と旅先ではかばんに求める機能が異なるので シーン毎に使い分ける

パーティー・バッグはポーチで代用中 しかし持ち手が付いたある程度の
大きさがあるものの方が持ちやすいので 出会いを待つ
家族で海外を旅するとき使っていた大きなトランクは 留学時に譲り受け
引っ越しの際の段ボール代わりに 普段は踊りの衣装と電化製品箱の保管に

帽子も 小さい頃のベレー帽や青年期のキャップに続き
今は春夏と秋冬のふたつの帽子 NORTH FACEのホライズンハットと
祖父の形見のウールの鳥打帽 ハットは額に当たる部分がパイル地で柔らか
薄く軽く畳めて どこでも役に立つ
顎ストラップのおかげで 船や馬に乗っても飛ばされない
南国の紫外線と繰り返しの洗いにより 一部布が裂けてきて二代目
コットンだと重いが 次に替えるときには麻などの自然素材もまた検討予定
ハンチングは二十年程の仲 庇は短いが髪でカヴァーして
かぶったときの安心感は ほかにない
日常を助け彩ってくれる相棒たちと 日々を楽しもう


Erat, est, fuit あった、ある、あるであろう....🌛