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『あたらしい自分になる本 SELF CLEANING BOOK』

こんなに自分と似通ったものを 試した人がいたのかと嬉しい驚き
心が情熱の炎をうしない 身体と周囲からアプローチしてみようと
身に着けるものの見直しと 部屋の掃除と整頓から
気の巡りを良くして心の冷えを除けば 環境が整いまた動き出せる気がして

冷えた心でいくら考えたところで 先は息詰まる
まずは冷えを取り去って あらわれてくるものを見るという姿勢
結果を期待せずただ取り組む すると治癒メカニズムは動き出し
 “3つのあ 「あきらめない あせらない あてにしない」”
「治るか治らないか」じゃなくて 「やるかやらないか」
ずっと腑に落ちなかったことからの解放 単純な真理こそむずかしい

まずは大薬である衣 ランジェリーから始め
リバーレースも意匠も封印 ストッキングよ夢を有難う
排毒性に富み保湿効果もある絹 汗がさっと抜けていき寒くないウールに
長年着てきて恩恵を感じる麻や 手触りのよいオーガニックコットンを
適宜足して エシカルでサスティナブルなものへと変わっていった

冷えとりは 藍色のうつくしい靴下を見つけ履いていた
重ね履きが身体を温めるのかと 4枚用意したが
そのままでは靴を履けず 結局1枚ずつで履いていた
次第に乾きの速い ウール靴下に移行し

冷えは 上半身と下半身の温度差を指すそう
沖縄でもアフリカでも同じく 上半身に比べ下半身
特に足元は温度が低い ゆえに上半身は薄く下半身は厚くが基本のスタイル
半身浴は昔からの習慣で (暑いところだとバスタブがないけれど)
レギンスもすきで 以前からよく履いていた
冷えると食べすぎ 食べすぎると冷える
血と気の巡りが悪化するので 一口毎に30回よく噛むこと
(病人は100回と言われる 咀嚼し消化しやすくすることがねらいか)
巡ると 体に入ったわるいものを押し出す力が湧いて
きちんと出せるようになり 余分なものが出ていくよう

数年前学びに踊り ステージにダンスとヨガの練習
ボランティアと仕事 朝から晩までよく動いていた真夏
数日起き上がれない状態が続いたことがあった 当時読んでいた本に
天からやりなさいと 告げられるタイミングで起こる症状に似て
この本に出てくる 瞑眩(めんげん)のよう
去る師走にも丸一日くるしんだが そのときは自分を信じられた
絶対だいじょうぶ復活できると 以前にはなかった感覚

10年前にインドで受けたシロダーラは 額にあたたかなオイルを垂らす
至福とは程遠い熱さに悲鳴を堪え それきりになっていたアーユルヴェーダ
アーユス(生命)とヴェーダ(知識(科学)) サンスクリット語の語音は
馴染み ドーシャ(風ヴァータ、火ピッタ、水カパ)の石鹸は長く使った
あたたかなものを好むようになり ずっと飲んでいる白湯
インドやラオス タイで受けた全身マッサージは大抵途中から寒さに震え
爽快感に乏しく 足だけお願いしたほうが格段にすっきりする

昨年思い立って スリランカでアーユルヴェーダを受けようと行ってみたが
日数を要するもので予約が必要なよう 5,000年以上の歴史を持つ
世界最古の医療は ホリスティック(全体的、包括的)なもの
体や心 魂 環境まで含めた 全体的視点から健康を目指す
食事療法とマッサージにより 最高にいい状態に何度も触れることで
身体や魂を引き上げ わるい部分をよくしていく
わたしたちは もともとが完全な存在で
3ドーシャの 独自バランスを持って生まれる
それが最も自然な姿で 体質なのだが
バランスが乱れると 元の自分の状態からずれる
本来のバランスに戻していくと 整い健康になるというもの
最高で完全な自分は 生まれながらに完成している
パンチャカルマ(徹底浄化)を 受けるつもり
そもそもの命が輝き出し 本来の自分自身になっていき
自分と自然の波長が合い 物事が調和的に進むという 
ワクワクな世界を 体感したい

 “変わることは 自分の深い部分にずっとある自分を思い出すこと”

大事なものや探しものは もうそこにあり持っている
どこか外側や遠くではなくて しかし時に気が付くために
距離や時間がひつようで 旅に出るのかもしれない

 “心の内側もつよく、自分自身を力強く感じる”

ここ7年 つよい身体と心を目指してきて
体にいいと言われるものも 体質によりけり
オイルだと ココナツはじめどうもかゆくなり
酸化も関係するか 長期保存せず日々使うものだろう
オイルマッサージは合わず タヒチのお花が入った香りよいモノイオイルを
ステージ前やお風呂上りに長く使っていたが ややかゆみが出ることも
においの強いタマヌオイルは 日焼けにてきめんに効く
海が好きで黒い肌に憧れ タヒチに強く注ぐ日差しを受けて泳いだ晩
火照りと痛みで眠れずに冷やし続けた すべて皮が剥けて以来
一日のうち最もエネルギーが高まる朝と 夕暮れの海に入るようになった
いまは馬油を保湿に使っている セサミオイルを試そうと思い始め早2年
行動に移さないと始まらない 椿油も合いそうな予感

ホ・オポノポノは かつて一読しよく捉えられなかった(*)
再会した古代ハワイの問題解決法を 早速やってみると気持ちが凪ぎ
どうしようもない場面でも 自分にできることが残されている救い
4つの言葉を口にし ただただ消去(クリーニング)をし続ける
感情を手放していく作業は 考える前に行動する訓練にも

 “目の前の問題は すべてあなたの「記憶」の再生にすぎない
  そして問題の原因は 100%自分自身にある”

起こっていることはすべて自分の記憶 消去されれば問題も解決する
「記憶」がゼロになっていくと 自分に変容が起きる
ありがとう ごめんなさい あいしています ゆるしてください
 (最後だけはForgive meの方がしっくり来るのは、日本語での使用場面の
  少なさによるものか、宗教的背景、懺悔の習慣などによる違いか)

そういえば自転車や傘 仕事で使う車には日常的に話しかけていた
NLPを始めてからは場所にも 断捨離後は鞄にも声を掛けている
そして最近はじぶんがかわいそう という視点がうまれ
 (自分の中のこどもと言われる ウニヒピリのケアにあたるもののよう
  周りはさておき 自分はどうかという観点が新たに加わったような)
かなしい場面では さっとクリーニングしてみている

“常に消去することだけにコミットし わたしの中が平和であること
そうすれば周りも社会も地球も平和 まずは自分を大切にする道しかない”

コットンと種の話 作業効率化のために使われる枯葉剤
インド人労働者の 原因不明の病気との因果
普通の綿花栽培で使われる 多量の化学肥料と農薬
オーガニックの認証機関により 栽培や運営が監視されるようになった
あやうい種子法に関連する 種と農薬のセット販売

食べるもののエネルギーを観察し 波動を受け取る食べ方をする
人生の達人になると 何を食べても体に害がない状態になるという
何を食べるかは 人生をどう生きるかに直結する
楽しくほがらかに 食事を囲みたい

『あたらしい自分になる本 SELF CLEANING BOOK』   
(服部みれい・’11・アスペクト)

*・・・『ウニヒピリ ホ・オポノポノで出会った「ほんとうの自分」』
イハレアカラ・ヒューレン、KR、平良アイリーン・’10・サンマーク出版

Erat, est, fuit あった、ある、あるであろう....🌛