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馬毛ハブラシと 塩浴その後

竹製歯ブラシの快適さに開眼し しかしキッズサイズでもヘッドは厚く
探す労力を惜しんだ結果 国産の馬毛を使ったブラシを試してみることに
台所や掃除の場で馴染みある天然毛のブラシ 柄はポリプロピレンだが
竹製もブラシはナイロン毛 もちが良いことを考えるとそう変わらないか
使い始めは思った以上に獣臭がきつめだったが 時間と共に慣れた
ブラシ部が硬めに感じられるが 磨き心地はさっぱり爽快

三ヵ月弱が経って見た目には変わりないが 毛が抜け落ちるようになって
毛にコシがなくなった 磨き終わりに物足りなさを感じて取り替えに
竹ブラシのナイロン毛も 有害物質を含まないことによるのか
たまに腫れていた歯茎の違和もなくなり嬉しい 使い切ったら日々の掃除に
最後はヘッドをペンチなどで抜き 竹柄は庭のハーブの名前札などに

馬毛ブラシは柄が地球上に残り続ける点がネック 長く使用できるものの
三ヵ月後にはやはりプラごみとなる 大手メーカーが回収して植木鉢などに
ダウンサイクルしているが 外に置かれた鉢は日光に曝されるうち微細な
マイクロプラを発生させる 竹ヘッドに馬毛を植え込むのが難しいよう
登場すると口腔環境はよりすこやかになろう 豚毛や樹脂を使ったもの等
徐々に試してみたい ヘッドが小さく奥歯まで磨きやすいブラシを探して

使い捨てられるプラの削減に バンブーに活性炭 シルクのフロスに
ガラスや紙のパッケージ プラスチックケースやナイロン製フロスからの
切り替えが進むといい 強度を維持するため含まれるプラにより
堆肥化に時間がかかるものも 分別はコンポストか可燃ごみか確認したい
*
塩浴に切り替え お風呂時間や生活は格段に楽になった
洗面所と浴室間の石鹸の行き来がなくなって 掃除も簡単
髪と頭皮に熱を加えなくなり 温風ドライヤーの煩わしさから解放され
入浴後や朝の洗顔後もそのまま 時折台所のオリーブオイルを軽くつける
オイルの美味しい香りに和む 塩浴を始めたよという周りを見ていると
唇はルージュを引いたように血色よく 白髪は目立ちにくくなった
髪にハリやコシが戻ったよう 始めた当初腰まわりがヌルヌルしたという声
やはり多かれ少なかれ 毒素が溜まっているのだろう
液体物を使わなくなった人びとは 掃除や備蓄とさよならできた喜びも

師走に入り寒さも本格的になってきて 仕上げの冷水浴びは滝行のやう
入浴前に筋トレなどでからだをあたため さくっと入ると苦にならない
ぬるめの水でもよいため続けやすいのだろう 初めは額がボロボロで
洗いにくかった時期も 皮膚に守られ入浴できる有難さ
冬季の海にはウェットスーツが必須 浴室で海に浸れば気分も華やぐ
笑って食べて眠りにつける日常に感謝し 冬を越そう

*冬至前からまた一段寒くなり 髪が色々の方向にはね始めて
冷風では乾かしきれなくなったことに気が付き 温風も当てるように
夏場は扇風機や自然乾燥と 入浴時にも季節のうつろいを感じ面白い


Erat, est, fuit あった、ある、あるであろう....🌛