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バンブー歯ブラシと 歯磨き粉

身近な歯ブラシの 硬い部分はポリプロピレンで
磨くブラシ部分はナイロン 飽和ポリエステル樹脂
エチレンプロピレンなどが多いか 丸ごとのプラを口に入れている

世界中で使われる日用品の プラの行く末と焼却の害が気になる

リサイクルはされず 自治体毎に可燃ごみや不燃物扱いと対応は分かれ
(*先ごろLIONが使用済み歯ブラシの回収を始めた。
リサイクルし、植木鉢などの新しいプラスチック製品を作るという。
ダウンサイクルにも限度があり、抜本的な解決には至らないのでは)

ゼロ・ウェイストの観点からすると 頻繁な交換が必要で
使用後はごみになってしまうものを使うより 地に還る素材を選びたい
持ち手は竹製で 廃棄の段でも有害物質が出ない安心感がある
また至る所に生育しており 材確保に困らなそう
ブラシ部分は有害物質を含まないナイロンか 馬毛のものが一般的

コンパクトなヘッドの歯ブラシは 隅々まで磨きやすい
外国製だと軽く2倍以上の大きさがあり 磨きにくい
歯科医の指導・監修のもと製造される スウェーデンメーカーの歯ブラシ

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歯ブラシが一本売れるごとに 世界中の口腔ケアを必要とする人々への
寄付がなされる ブラシには世界で最も生物分解性のあるナイロンである
「ナイロン6」を使用 時間とともに分解され
有毒なBPA(ビスフェノールA)を 含まない点も安心
体に取り入れたくない成分は なるべく避けたい
外国製でもありキッズ用を選んだが 口腔内のいろいろな箇所に当たる
裏面には“やわらかめ”の表示 今まで以上にやわらかで
上の奥歯を磨こうとしていると 届かぬばかりかブラシの上3分の1が
すぐに開いてしまった ヘッドの厚みが数ミリ増したことで
奥に届かなくなってしまったよう これ以上薄くすると
本体が割れる可能性が、など 製造上の都合もあるのか

やむなく ポリプロピレン製の部分ブラシを併用することに
竹は黒ずまなかった 水気を取り風通しの良いところで保管すれば
劣化は気にならず 旅行先でも問題なく使えた
動物毛だとより滑らかなあたりになるか 持ち手はプラスチックだが
部分的ではあっても長く使えるなら やさしい素材のものを選んでみても

ひと月経たないうちにブラシが開き切り 余りのポリエステル製に替えた
磨きやすいサイズでも ブラシの感触にぞわりとし口腔内の変容に驚いた
探すのは手間だけれど 改めて使いやすいものを探す気持ちが芽生えた
手に取り見比べて ブラシを選べるショップがあったら嬉しい

開いたものは掃除に 竹製に替わってから気分も上々
生活の中で手触りは大きく影響する 磨き上げる気持ちが高まった

友がくれた生協の歯磨き粉 「ノンフォームはみがき」はさっぱり磨ける
しかし珈琲や紅茶を飲むようになり 歯に付着する茶渋が気になるように
ついでに落とせたらなと探してみると 昔ながらの太陽油脂を推す声
使い始めは 含まれる油分に大きな違和感があったが
三日も経つと慣れて 生協は抵抗感なく使えていたので意外だったが
暫くして白くなってきた気がする 磨き心地も爽やか
容器がプラ製チューブなので 食用重曹に替えたら歯磨きパウダーを作るか

旅先の宿で アメニティグッズを使用することはない
バラエティ豊かな アメニティセットを用意するところもあるけれど
うっかり忘れる場合もあろうが 持参が日常になればいいなと思う
歯磨きセットと塩 手拭いならかさばらずどこへでも持って行ける
パッケージも本体もオールプラから 自分がここちよく使えるものへの
転換が進んでいったらいい 数回の使用でごみにするのはあまりに虚しい
持参による快の感情を色んな場所で体感して 何も残さず旅を終えたい

馬毛歯ブラシ

Erat, est, fuit あった、ある、あるであろう....🌛