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なぜ、こんなにも違う国へ行きたいと思うのか

お久しぶりです。


初めて一人で海を渡ってからというもの、
違う国にへ行きたい、と定期的に思うようになった。
学生のころは、長期休みのたびに海外へ出向いた。

でも、なぜこんなに強く、違う国へ行きたいと思うのか?

知らないことをたくさん知れる、ただ単に楽しい、ちいさな理由はたくさんある。

でも絶対的な理由は見つけられないまま、学生を終えて社会に出て2年目になった。

最近のこと。
強い自己嫌悪を感じた拍子に、
ああ、自分がいやだ。遠くへ行きたい、気楽になりたい
とはっきり思う瞬間があった。

そのときに、気づけた。

わたしは思っていたよりも
この場所で暮らすこの自分に満足していなくて、
自分らしく生きることのできない
この自分のことを好きになれていない。

今まではずっと
自分に満足していないことを直視したくなくて
目を背け続けてきたから、
きっと気がつけなかったんだ。

遠く、違う国へ行きたいという思いと
自己への不満を見ないふりをする自分の弱さが
結びついていると、気づきたくなかった。

他の国に行けば
そこで私は、ひとりの外国人になる。
日本での私を知る人もいない。

結局は、よく言う自分探しとか、窮屈な環境から逃げたいだけなのかもしれない。

日本という環境で自分を素直に表現できるようになるのは、思いのほか難しい。

同時に、
身近な友人が英語でsnsを更新していたりすると
英語のできない自分を思い知らされて、焦る。

外国語を使うのは、必要だけど、難しいこと。
だから思わず、目を背けたくなってしまう。
でも自分の弱点であることは分かるから、
そのたびに、自己嫌悪に陥る。

自己嫌悪は、したくない。
したくないなら、向き合うしかない。

遠くに行きたい、英語を話したい、と思う理由は、まったく違う自分になりたいからではないか。

あんまり実感していなかったけど、
私は自分に対して満足できていなくて
だれも知らない自分を求めているのではないかなあ。

これが、わたしが遠くの国へ行きたい理由を考えた結論です。

マイナス出発だけど、
自分に満足していないと認めることができた、
これは弱さを認めるのと同じこと。

それだけで成長、と思うことにする。

さ、ここから!

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