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"Dannie May"というジャンルのコーラス系バンド

最近1番注目している、大好きなバンドを紹介する。
Dannie May。
ディスコ・ファンクをルーツとする彼ら。
特質するべきはcho.兼クリエイターである【Yuno】の存在だと思う。
映像クリエイターとして活動していた経歴もあり、ホームページの役割の欄には【kantoku】と書かれている。監督でもあるらしい。
私が注目する理由は彼らの目指すビジョンが、唯一無二と言いきれるから。
『AR技術を駆使したストリート・ライブをやるディスコ・ファンク・バンドをやろう』
とVo.gtマサがメンバー2人を誘う時につかった尖った文句だそうだが、彼らはそれを文句で終わらせず、実現しようとしているのだ。
バーチャル・ライブにも出演経歴があり、従来のバンドという概念を越え、新しいジャンルとして彼らが活躍していく未来が見える。
そして肝心な音楽の方だが、分かりやすく例えを出せば、Wurtsに似ているのではないだろうか。
つい先日配信開始された、《五行》というアルバムがある。
私はそれに衝撃を受けた。
EPなのでそこまで曲数が多いわけではないが、これは、、すごい。

最近どのアーティストもレベルが高くぱっと聞いただけではインディーズだのもう分からなくなってきているが、今回もその感覚に陥った。

一曲目「玄ノ歌」 から始まるこのアルバム。             
エレクティックなサウンドにvo.マサの力強い歌声が似合うこの曲は、思わずクラップしてしまいそうになるほど聞き手を飲み込む。

2曲目3曲目とバラードが続き、
4曲目でメロウな音楽で少しだけペースアップする。
そして5曲目、あの黄ノ歌だ。

このアルバムで1番先行して配信されていたので、私はずっと聴き込んでいた。

先行配信で聞いている感じでは、どの年齢層にも、どんな状況下の人にも元気を与えられるかっこいい曲だなと思っていた。

しかしこのアルバムの最後の曲となることで、また味が違う。

最後の曲はこれしかない、とすぐに思った。

振り返ると1曲目は「なかなか上手くいかない人」を彷彿とさせ、

2曲名は「夢を追いかける人」

3曲目は「行先がわからずどこに向かったらいいのか見失っている人」

4曲目は「青春のあのもやもや」を、

5曲目で「そんな人たちを応援する曲」となるのだ。

私が言葉にするより、まず聞いてみろが一番似合うアルバムでは無いだろうか。

結成三年目とは思えないスピードで駆け抜けていく彼らの行先は、誰もが振り向くスターとなっていくだろう。


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