金沢ひとり旅【後編】
この記事は金沢ひとり旅の後編になります。
前編は下記リンクからどうぞ。
早朝のひがし茶屋街を散策
朝6時にセットした目覚ましで起床。
正直まだ少し寝たいところですが、何とかベッドから這い出て手早く身支度を済ませ、6時半過ぎにホテルをチェックアウト。
散策に不要な荷物をJR金沢駅のコインロッカーに預けて、まずは徒歩でひがし茶屋街を目指します。
写真を撮りながらのんびり歩いて、7時頃にひがし茶屋街に到着。
一帯が重要伝統的建造物群保存地区になっており、趣のある建物が数多く残っています。
写真映えするのはもちろん、建物にお洒落なお店が多く入っていることから金沢の定番観光スポットになっていますが、早朝なら流石に人も少ないだろう！と思い早起きを決めた結果…
時折地元の方や、同じように早朝を狙ったと思われる観光客とすれ違いますが、ほとんど貸し切り状態でした。やったね！
僕の地元・丹波篠山にも河原町妻入商家群という重要伝統的建造物群保存地区がありますが、規模はこちらのほうが大きいですし、雰囲気もまた違ったものがあります。
妻入商家群は白壁の建物が多いですが、こちらは木を生かした外壁が多いですね。
途中宝泉寺まで上ったりしつつ、1時間あまり撮影を楽しみました。
気になるお店もいくつか見つけたので、今度は昼間に観光メインで訪れてみようかな。
金沢城公園とモーニング
ひがし茶屋街を後にして、次は金沢城公園を目指します。
少し歩いた所で雰囲気の良い道を見つけたので寄り道。
後で調べて知ったのですが、主計町茶屋街と言って、ひがし茶屋街などと並ぶ金沢三大茶屋街の1つなのだとか。
エモい…エモすぎる…。
歴史を感じる細道を抜けて、先へ進みます。
金沢城公園に到着しました。大手門口から中へ入ります。
金沢城跡地は明治以降は陸軍の施設として、終戦後は1949年から1995年までは金沢大学の丸の内キャンパスとして利用されていて、金沢城公園として整備が開始されて以降、各所の復元工事が行われ現在の姿になっているとか。
立派な橋爪門から菱櫓までの造り。
快晴ということもあって、白壁がとても映えますね。
金沢城は過去に何度も火災に遭っており、過去には天守閣があったものの歴史的背景から再建されず、また実用性を重視した結果二の丸を中心に整備された結果、本丸があった場所は現在は本丸園地と呼ばれる森になっています。
30～40分ほどかけて各所を見て回りました。
時刻は9時を回り、起きてから何も食べていなかったので朝食にすることに。
黒門口のすぐ傍にある「金澤屋珈琲店」さんでホットサンドとホットコーヒー(確か利家ブレンド)を頂きました。
まだ寒い時間帯だったので、温かい食事が染み渡る…！ごちそうさまでした。
兼六園へ
喫茶店を後にして、次は兼六園を目指します。
例のごとく寄り道などをしながら、30分ほどかけて兼六園に到着。
入園料を払い、真弓坂口から中へ入ります。
日本三名園の1つになっている兼六園。
「池泉廻遊式」と呼ばれる園内を回遊して楽しむタイプの庭園で、まあとくにかく広い。
幸い時間はたっぷりあるので、時々休憩しながらのんびりと見て回ります。
ちょうど梅が見頃の時期で、梅林では多くの人が花見を楽しんでいました。
これからの時期だと、桜ヶ岡の桜も綺麗そうですね。
様々な池や森、山がなどがあるので、庭園の知識が無くても風景の違いを楽しむことができました。
茶屋も何軒かあったので、今度は少しお腹を空かせて遊びに来るのも楽しいかも。
旅の〆に塩ラーメン
桂坂口から兼六園を後にしました。
金沢駅近くのホテルから、ひがし茶屋街、金沢城公園、兼六園を徒歩で移動して、流石に少し歩き疲れたので、帰りは周遊バスで金沢駅まで戻ります。
金沢駅まで戻ってきたのが11時半頃。
ふと美味しいラーメンが食べたくなったので、付近のラーメン屋を検索し、今回は「晴れのち時雨」さんにお邪魔しました。
醤油ラーメンと悩みましたが、今回は塩ラーメンを注文。
アゴなどの魚介から取られた出汁の香りが特徴的でしたが、嫌な感じではなく美味しく頂きました。ごちそうさまでした。
ラーメン屋を出たのが12時過ぎ。
15時頃のサンダーバードを予約していましたが、今やりたい事はほぼ完了できたのと、早い時間帯のサンダーバードの座席に空きがあったので、予定を前倒しして金沢を離れることにしました。
帰りの車窓。雪化粧した白山連峰が見事。
行きと同じくPrime Videoでダウンロードしていた動画を観ていたら、3時間弱の電車移動もあっという間に過ぎていきました。
前編・後編に分けて金沢ひとり旅をお送りしましたが、如何だったでしょうか。
「弁当忘れても傘忘れるな」と言い伝えが残る金沢で、1日目こそまさにその通りの天気にはなりましたが、2日目は快晴のもとで観光でき、写真撮影も楽しむことができました。
今回は一泊二日でしたが、今度は二泊三日とかで能登半島や富山方面を回るのも楽しそうだなぁ、と帰りの車内で思ったり。
魅力たっぷりの場所でしたし、また計画して遊びに行こうと思います。
おしまい。
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