【インド生活】インドで生活してみて意外だったこと
私は、就業のため2024年5月からインドに長期滞在中です。
インドでは、北と南で文化や様式が異なるのはもちろんですが、地域や家庭ごとにも異なる性質を持っています。
このため、一概に何を「インド人の生活」とするのは難しいですが、私の身の回りにいるインド人を参考人として、私が感じたインド人の生活で意外だった点をピックアップしていきます。
ドライヤーが家にない
男性も女性も、洗髪後はそのまま自然乾燥させる人が多いそうです。
このため、ホテルやお家にはドライヤーがないことがしばしばあります。
また、「サンブラニ(Sambrani)」と呼ばれる炭火のお香を焚く時は、その煙で髪を乾かすこともするようです。
お香のよい香りも髪に残るそうで、私にもおすすめされました。まだしたことはありません。
玄関は無いけど靴は脱ぐ
日本のように「ここが玄関!」という場所はインドのマンションやお家にはありません。
自宅に入る扉を開けると、いきなり廊下やリビングがあります。
しかし、自宅に入るときはみんな靴を脱いでいるようです。スニーカーなどを履いていて靴下がある場合は、靴を脱ぐときに靴下も脱ぎます。
靴を脱ぐのがドアの外か中かは家庭によって異なりますが、土足でベッドまで行くという欧米的な風習はあまりなさそうです。
床が石
インド宅の床などは基本的に石でできており、冷たくて固いです。
以下の記事にインドの家のサンプル写真がたくさん載っています。
記事に載っているお家は豪華すぎるのでインテリアなどはさておき、床はどの一般の家も大体共通して石でできています。
インド人に「日本の家は木造も多いよ」という話をすると、「床、壊れない?」と心配されます。日本の家の床が石でできていたら厳しい越冬になりそうです。
ジャム卵パン
軽くトーストした食パンにいちごジャムを塗り、そして薄焼き卵をサンドした、ジャム卵パンを朝食に食べています。
私も一口食べてみましたが、思ったより変な味ではなくて、卵のふわふわした風味とジャムの甘さがマッチしていました。
韓国人の友人曰く、韓国でもジャム卵パンは普通に食べるそうです。
ヨーグルトはあまり食べない
日本のようにヨーグルト市場はメジャーではなく、「カード(Curd)」と呼ばれる乳製品が代わりに使われています。
カードはヨーグルトよりも乳清が多く、ヨーグルトのようなコッテリ感はなく、酸味がややあるように感じます。
料理には基本的にカードが使われており、お米をカードの中でふやかしたお粥のようなものを風邪を引いた時に食べたりもします。
ヨーグルトも100g 60-70円程でスーパーで手に入りますが、プレーン味のものだとギリシャヨーグルトっぽいものしかないことが多いです。
余談ですが、ヨーグルトにはちみつを入れるなんてありえない!とインド人に言われたので、試しに食べてもらいました。味が合わず一口で降参していました。
市販薬がお値打ちすぎる
インドはジェネリック大国で有名なので、薬局で手に入る薬がお値打ちなのは承知でしたが、改めて総合風邪薬の値段を見てみたところ、1粒1ルピー(約2円)でした(1回1粒服用)。
上記のパラセタモル(Paracetamol)という紫の総合風邪薬がど鉄板で、インドにお住まいの方は「パラセタモル(Paracetamol)ください」で薬局の人に伝わります。
インドならではなのか日本独自の風習ゆえに違いを感じるのかは分かりませんが、また何か気づいたことがあれば記事にまとめようと思います。