インドのお金事情
ナマステ!
インドでインターンをしている女子大生です👩
今回はインドお金事情について紹介したいと思います!
インドの給料
▶職業別の平均年収
IT業界
インドのIT業界は比較的高給で、ソフトウェアエンジニアやデータサイエンティストは、年間50万〜100万インドルピー(約90〜180万円)以上の給料を得ることがあります。大手IT企業や外資系企業に勤める場合、さらに高い給料が期待できます。
医療
医師や専門医は、高い給料を得ることができます。新卒の医師でも年間50万インドルピー以上、一部の専門分野ではさらに高給です。
教育
公立学校の教師の給料は、経験や地域によりますが、年間20万〜40万インドルピー(約36万〜72万円)程度です。私立学校ではもう少し高いこともあります。
農業・日雇い労働
農村部や日雇い労働者の給料は非常に低く、月収が1万〜2万インドルピー(約1.8万〜3.6万円)ほどになることもあります。
▶地域差
大都市(デリー、ムンバイ、バンガロールなど)
経済活動が活発で、給料は比較的高いです。特にITや金融、サービス業の中心地では、高い給料が見込まれます。
農村部
経済が発展していない地域では、給料が大幅に低くなる傾向があります。
▶業界ごとの違い
IT・テクノロジー
インドはIT産業が盛んで、多くの若者がこの分野で高収入を得ています。
製造業: 一部の製造業や工場労働者の賃金は低いですが、大手メーカーに勤める技術者やエンジニアは高給です。
小売・サービス業
小売業や飲食業などのサービス業では、比較的低賃金で働くことが多いです。月収は1万〜3万インドルピー(約1.8万〜5.4万円)程度です。
最低賃金
インドには最低賃金が設定されていますが、州や職種によって異なります。例えば、デリーでは日雇い労働者の最低賃金が1日に約600〜700インドルピー(約1,000〜1,300円)程度です。
インドの生活費
インドでの生活費は都市部か農村部か、ライフスタイルによって大きく異なりますが、一般的な目安を以下に示します。
▶家賃
大都市(デリー、ムンバイ、バンガロールなど)
ワンルームや1BHK(ベッドルーム1つ+リビング+キッチン)のアパート:
月額10,000〜25,000インドルピー(約18,000〜45,000円)
より高級なエリアや複数のベッドルームがあるアパートの場合
月額30,000〜60,000インドルピー(約54,000〜108,000円)
地方都市・農村部
家賃はかなり安く、5,000〜15,000インドルピー(約9,000〜27,000円)程度が一般的です。
▶食費
自炊
食材の価格は比較的安価です。月に3,000〜6,000インドルピー(約5,400〜10,800円)程度で食材を購入することが可能です。野菜、米、レンズ豆などが手頃な価格で購入できます。
外食
ローカルな食堂や屋台では1食30〜150インドルピー(約50〜270円)程度で食事ができますが、レストランでの食事は1食200〜500インドルピー(約360〜900円)ほどかかります。高級レストランでは1,000インドルピー(約1,800円)を超えることもあります。
▶交通費
公共交通機関
バスやメトロの運賃は非常に安価です。デリーやムンバイのメトロ運賃は、距離に応じて10〜60インドルピー(約18〜110円)程度です。
タクシー・リクシャー
自動リクシャーやタクシーの初乗り料金は、約30〜50インドルピー(約54〜90円)で、距離に応じて追加料金がかかります。
自家用車
ガソリン価格は1リットルあたり約100〜110インドルピー(約180〜200円)です。都市部で車を保有すると駐車料金やメンテナンス費用がかさむことがあります。
▶光熱費・インターネット
電気・水道・ガス代
月額2,000〜5,000インドルピー(約3,600〜9,000円)程度。エアコンの使用や水の使用量によって変動します。
インターネット
高速インターネットの月額料金は500〜1,500インドルピー(約900〜2,700円)ほどです。携帯電話のデータプランも非常に安価で、月額200〜500インドルピー(約360〜900円)で十分なデータ量を利用できます。
▶エンターテインメント・その他の費用
映画のチケット
100〜300インドルピー(約180〜540円)
ジムやフィットネスの会費
月額1,000〜3,000インドルピー(約1,800〜5,400円)
買い物やファッション
衣料品や日用品は都市部でも比較的安価で、地元のマーケットでは交渉次第で良い価格で購入できます。
▶総合的な月間生活費の目安
都市部でシンプルな生活を送る場合
約20,000〜40,000インドルピー(約36,000〜72,000円)で生活することが可能です。
地方都市や農村部での生活
約10,000〜20,000インドルピー(約18,000〜36,000円)で十分な生活を送ることができます。
▶高級なライフスタイル
高級なエリアでの生活や外資系の高級レストラン、デザイナー服を購入する場合、都市部では月額50,000インドルピー(約90,000円)を超えることがあります。
インドでの生活費は、他の多くの国に比べて安価ですが、都市部と農村部の間で大きな違いがあり、ライフスタイルや場所に応じて費用が変わります。
まとめ
今回はインドのお金関係について紹介しました。業種や地域で給料の差が歴然で経済格差が生まれている要因にもなっているようです。外国人からするとお金次第でインドでは比較的良い生活を送ることができますが、現地の人々からするとかなり厳しい現実があるようですね。
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