見出し画像

INDIAGATE式・最高のフライドオニオンの作り方

こんにちは!今回はINDIAGATE式のフライドオニオンの作り方を書いていきます。
フライドオニオンはビリヤニに欠かせません。上手に揚げたフライドオニオンはサクッとしていてうまみが強く、香ばしい風味が暴力的なまでです。

良いフライドオニオンを作るコツ3つ

1.油をケチらない
2.均一に切る
3.揚げたら即座に広げ、乾かす

この3点を意識して調理していきましょう。また、まとまった量を作らないと焦げやすく、品質が安定しません。初心者の方こそまとまった量を作ってください。

材料


玉ねぎ3個
サラダ油 最低でも500ml

1.玉ねぎをスライスする
玉ねぎの繊維に沿う方向で玉ねぎを薄く切ります。
この工程でどれだけ均一に玉ねぎをスライスできるかが極めて重要です。
薄さにムラがあると焦げたり、十分に茶色くなりません。
INDIAGATEではこのスライサーを使用しています。

切る厚みは下の動画のようにしてください。あまり薄すぎると繊維が弱く、サクッとした仕上がりになりません。

スライサーが無い方は包丁でも大丈夫です。細心の注意を払って均一な薄切りを作りましょう。

2.準備する
揚げたらすぐに広げて乾燥させたいので、あらかじめテーブルにキッチンペーパーを二重にひいて準備しておきます。
油を切る用の網杓子、ボウル、ざるを用意します。ボウルとざるは重ねておきます。

3.揚げる
手持ちのフライパンの中で一番大きなものに玉ねぎを入れ、サラダ油を注いでいきます。玉ねぎがひたひたになるまで入れます。油は絶対に惜しみなく使ってください。

これはたまねぎ5個、サラダ油1.5Lです。

強火で加熱していきます。最初は玉ねぎ全体に油を回すイメージで、菜箸で混ぜながら加熱します。

沸騰してきたら火を弱めます
ボコボコ沸く状態をキープできる程度の中火にします。

軽く混ぜながら玉ねぎから水分を抜いていきます。

30分経過時の様子です
外側が加熱されやすいので、外から内に玉ねぎを動かしています。
この色になってからは目を離さないでください。

32分経過した状態です。
火を弱火にします。
焦がさないように、しかし深く色付くように慎重にタイミングを見ます。

この位の深い茶色になったら火を止め、網じゃくしで油を切ります。

熱いうちに急いでキッチンペーパーに広げて、ほぐします。粗熱が取れてサクッとした仕上がりになれば成功です!

余熱でさらに火が入ることも考慮して揚げましょう。

ぱらりと揚がりました。
完成したフライドオニオンはジップロックなどに入れて冷凍保存しましょう。インド料理にはもちろん、普段の料理にアクセントとしてトッピングしても美味しいですよ!

お読みいただきありがとうございました。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。


以下詳細な解説です。



フライドオニオンは僕がINDIAGATEに入って最初に任された仕込みで、とても思い入れがあります。1年間フライドオニオンを揚げ続けて学んだことが伝わったでしょうか。

玉ねぎを揚げ終わる理想の色があり、その色になっている玉ねぎの割合を100%に近づけることを意識して揚げています。
そのため、加熱にムラを出さない工夫として
・大きい鍋で大量に作る
・終盤は弱火で絶えず混ぜ続ける
・切る薄さを均一にする
などがあります。

作り終わった玉ねぎ油は保存して、バスマティライスの香りづけに使ってみてください。レシピはこちらです↓

玉ねぎ油はカレー作りなどにも使えます。
作ってみた感想などお待ちしております。皆さんの反響次第でこのnoteが続くかが決まると言っても過言ではありません。笑
よろしくお願いします!ではまた次のレシピで!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?