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圧倒的に読解力を上げる方法①

〜親子の会話編〜

前文
 お子さんと会話していて
「何を伝えたいのかが、イマイチわからない」
なんて事ありませんか?

一方で
「何でそんな言葉知ってるの!?」
と子どもの成長に驚かされることもありますよね。

 後者のように大人の予想を越えて、大きく語彙を獲得するにはどうすればいいのか?勝手に成長していくものなのか?親にできることはないのか?

あります!
それも、まあまあ簡単かもしれません!!

親子間の会話が充実することが、語彙力や読解力向上の第一歩です。
学力と家庭での会話(語彙数)に相関関係があるという調査もあるくらいです。

 年代によっては「大きくなって最近はあまり話してくれない」というご家庭もあるかもしれません。しかし、ご家庭での親子間の会話、特にお子さんに発するご自身の会話を振り返るキッカケの一助になれば幸いです。

①親から子へ 「子ども仕様に言葉を噛み砕きすぎない」

 私も小4、小1、年長の父親ですが、
「〇〇って、どういう意味?」
と聞かれることがよくあります。言葉に興味を持ってくれていることは、子どもの語彙が広がる良い兆候であり、親としては嬉しいですよね😊

「ウチはあまり聞いてこない」
「聞いてくるけれど、こんなに簡単な言葉も知らなかったの?と思うことがある。」

これも子育てアルアル。そんな時、

 私たち大人が発する言葉を見直してみる良いきっかけかもしれません。
「子ども仕様に簡易な言葉を選びすぎている(噛み砕きすぎない)」かもしれません。
  〇歯科検診の結果、もらって帰ってきた?
  △歯のお知らせ、もらった?

 良い悪いではなく、無意識のうちにお子さんの実年齢よりも幼い言葉を選んで話しているかもしれません。
 お子さんの語彙は、大人の言葉選びによって大きく変わる可能性があります。お子さんの年齢やライフステージに合わせて、あえて熟語で話すことから始めてみては?

②子から親へ 「つたなくても、伝わるまで」

 「ママ、いい?」など、子どもって単語をつなげて話しますよね?

ツッコミを入れていきましょう♪

 「何が?」「何の話?」「いつ?」「誰が?」
など、あえて伝わるまで尋ねてみましょう。

 「ママ、いい?」
 「〇〇やんね?気をつけて行ってきてね。」
など、
大人がお子さんの主訴を推しはかり過ぎている
ことが、よくあります。私も子どもが幼い頃はそうでした。
 しかし、年齢を重ねていくにつれて、
「伝わるように話す意識を持たせる」ことは、
こうした日常会話から始まるものです。

 あまりしつこく聞きすぎて、親子の会話に溝ができてしまっては元も子もないので、お子さんの状態に合わせて試してみてくださいね😊


③「文脈から」「類推する」「想像する」

 先述のお子さんの「〇〇って、どういう意味?」「ウチの子は、あまり聞いてこない」というご家庭の中にも、
「そんな言葉、どこで覚えてきたの?」と驚かされる場合もあります。

 ①②で示したようなご家庭では、お子さんが知らず知らずのうちに、初めて聞いた言葉を会話の文脈から類推していることが考えられます。

これ、読解力につながりますよね!?

読書の中で、テストの中で、初めて出会う言葉に出会う場面は、生活の中で溢れています。子どものうちから

「文脈から」「類推する」「想像する」

これらの力は、生活の中から養われるのかもしれません。子どもを一人の人間として尊重し、会話することから始めてみるのもいいですよね😊

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