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子どものために何が出来るか

先日、子どもたちの教育を含めた今後の生活について夫と話していて、改めて、親として子どもに何をしてあげられるのか、何が1番大切なのか、考えました。

今はありがたいことに、巷には教育本が溢れ、オフラインの継続的な習い事はもちろん、単発で参加できるサマーキャンプのような類のものもあるし、さらには場所を問わないオンライン形式の習い事・イベントまで、ありとあらゆる機会が溢れています。
どんな教育を、どんな経験を、どんな環境を、子どもに与えてあげられるのか。
自分という一個人のライフプランも見据えながら、最大限の、最高の機会を、可能な限り与えてあげたい。
そんなことを話し合ううちに、環境や個別の経験ももちろん大切だけれど、何より大切なのはそこではないんじゃないか、と改めて気付かされました。

心から愛すること。
心から信じること。

少しくらい嘘をついても、泣き喚いて駄々をこねても、片付けが出来なくても、忘れ物をしても、ご飯をいつまで経っても食べ終わらなくても、宿題をせずにテレビやYouTubeをダラダラと見続けていても、何度同じことを言っても出来なくても、それでもママやパパはあなたのことが大好きだし、あなたは絶対に大丈夫。素敵な人だし、もっと素敵になれるよと、心から愛して、信じてあげること。

頭では分かっていても、日々の目まぐるしい生活の中「またか!」の連続で、心が折れそうになることも時にはある。それでもやはり、愛すること、信じること。言うは易し行うは難しでも、それでも何度でも、愛すること、信じること。

そうして形成される絶対的な安心感と自信という土壌の上でこそ、興味関心のありそうな分野を伸ばしてあげる努力とか、ちょっとした会話から世の中の仕組みや多様性を学び感じられるように導いてあげるとか、日々の学校での勉強を派生させて日常生活に落とし込んであげるとか、必要と思える教育・経験・環境を与えてあげるとか、そうしたことが生きてくる。絶対的な安心感と自信があれば、紆余曲折があっても、きっといずれ自分で道を切り開いていってくれる。

何度も辿ってきたはずの思考だし、何度も書籍やその他の情報源から触れてきた考えのはずだけど、ストンと音を立てて落ちる感覚がありました。ようやくインストールが完了したのかな。

相手を信じるということは、自分を信じることでもあります。
自分の子どもなんだから、自分の選んだ人なんだから、自分の人生なんだから、大丈夫。
たまには上手くいかないこともあるかもしれないけど、たまにどころか毎日のように上手くいかないこともあるかもしれないけど、大丈夫。

私自身が、自分への信頼度を回復しつつある、ということなのかもしれません。
また靄がかかるかもしれないし、穴に落ちるかもしれないし、地中に潜ってしばらく出てこれなくなるかもしれないし、歩みを進めれば進めただけ迷いも不安も生じるだろうけれど、それでも、いつでも、何度でも、自分と相手の人生を信頼していられたら最強だなと思います。

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