楽しいだけの子育てじゃなくてもいい
子育てって、ものすごく素敵で価値のある、素晴らしいことだと思います。
でも、常に1ミリの迷いもなくそう思えるわけではなかなかないですよね。
もっとキラキラしていて楽しくて、幸せなものだと思っていたのに、なんでこんなにイライラして、苦しくて悲しくて逃げ出したいような気持ちになるんだろう、私がおかしいんだろうか、と自分を責めたことのある人は、私を含め、きっと少なくないと思います。
自分の大切な子どもを幸せな気持ちだけで満たしてあげたいのに、いつも笑顔でいられない、今日も怒ってしまった、なんであんなこと言ってしまったんだろう、自分は大切なことをきちんと教えてあげられているだろうか、最大限の、最高の学びや、心が揺さぶられる機会を与えてあげられているだろうか。
考え出したらキリがありません。
そしてふと思いました。
こうして悩み惑うことも人生なんだ。
聖人君子のような非の打ちどころのない親にはなれなくとも、悩み惑いながらもよりよい未来を目指して前に進もうとするその姿勢から、子どもが学んでくれることもきっとあるはずだ、と。
それを免罪符にするわけでも、そこに甘えるわけでもありません。常に自分自身や子どもと対話を続け、その時その時の最善の解を選べるだけの努力は続けるのですが、でも。
もっと力を抜いていい。
もっと楽観的になってもいい。
上手くいかないことも、逃げ出したくなるようなことも含めて、全て大丈夫。
楽しいだけの子育てじゃなくてもいいじゃない。
きっと全て上手くいくし、全て大丈夫。
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