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未来のお墓@INCURATOR

少子化はお墓が増えない。
次男だとその子供はお墓を建てる必要が出てきます。
長男のみだとお墓は代々引き継がれるのでそのまま。
結婚しないとお墓は墓終い。
お寺は大変です。

最近は永代供養やビル型の納骨堂やら新しい形のお墓が出てきています。
そこで思いました。
お骨の存在がないとなれば、お墓とはどうなるのか?
お墓はデータセンターでいいのでは?
お寺にデータセンターを設置し、
思い出となる写真等のデータや音声データ、3Dプリンタ用のデータ?
脳のデータ?
を保存し、場合によっては供養する場になるのでは?
シェアードの考え方を適用した場合
お墓は物理的にも質量的にもシェアしにくい存在です。
これまでは、そこでビルにしたり、機械式駐車場のようにせせり上がってくる方式だったりでシェアしてきたのだと考えます。
物質的ではなくデータとして想い出を保存することと
位牌をアクセスキーなどにすることで紐付けをするなど
見た目の工夫も必要かもしれません。

■業界にどのような影響があるか
お寺業界は宗教法人非課税だし、価格競争力がでて、面白い気がする。
データセンター業界としても都心の一等地に多数あるお寺に
データセンターがあれば最高の立地です。
これによりお寺自体のセキュリティを強化する必要もあり
それはそれでコストがかかってしまう結果に繋がるか。

■その問題が解決すると世の中はどうなるか
お墓問題が解決すると少子化が抑えられるわけではないので
社会的な問題解決には直結しないです。
倒産した会社もある意味「法人」の供養が必要かもしれません。
法の上での人格ですので
倒産した会社のお葬式やお墓をデータセンターとして
供養をしていただくサービスがあっても良いのかもしれません。
そしてそこに眠る失敗のデータは反面教師となり、
同じ失敗を繰り返さないためのナレッジとなるはずです。
日本企業の発展に繋がってくれたら良いと思います。

incurator.co.jp
INCURATOR

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