第2期ソーシャルライティング講座(第1回)
こんにちは。NPO法人日本インクルーシブ教育研究所でインターンをしている大学生のカズマです。
第2期ソーシャルライティング講座がスタートしました。
1回目となる今回の講座では「人生ゲームをするとき」というテーマのもと、受講生の皆さんと協力してソーシャルストーリーを作成しました。
私は、この講座を通じて、相手の立場に立って伝えることの重要性を改めて感じました。また、伝え方はすぐに身につくものではなく、練習が必要であることを理解しました。
実際に、私の文章は指導的なものが多く、相手に威圧感を与えかねないものでした。本日の学びを機に、より相手に寄り添った伝え方を意識し、文章を書いていきたいと思います。
それではここで受講生からいただいた感想を紹介します。
今日は受講生の方々や原田さん、中谷さんからの多様な視点から、楽しく学ぶ事ができました。相手の視点に立って想像してみることを、更に深めて行きたいと思いました。相手にリサーチしてみる事も大切だと感じました。【保護者・精神保健福祉士・ペアレントメンター】
ソーシャルストーリーを書くことは、相手のことを知り、理解を深めることにもつながると感じますし、理解していないと真に伝わる文章はかけないとも感じます。ですから、初回のワークはとても難しかったです。そういった意味でも、チームで書いていくので、大変心強く思います。自分自身がどう変化していくのかにも期待したいです。【保育士】
「人生ゲームをするとき」のソーシャルストーリーをメンバーで考えました。1人で作ると、価値観が偏りがちですが、複数人で作ると、色んな意見や価値観の違いが出てきて面白いです。私は油断すると、先入観やエゴを優先しがちになってしまうので、お互いの価値観を認めながら、次回は話合いを進めたいと思います。ゲームで楽しく、人生に起きうる出来事を予告できるので、人生ゲームって良いSSTツールですね。次回までに、今日作ったソーシャルストーリーと人生ゲームを試してみようと思います。【放課後児童支援員】
少人数で、皆様の雰囲気が温かく、初回にも関わらず、緊張せず、ゆったりとした気持ちで参加できました。今回の講座の内容は、ASDだけに限らず、私達がこの世界で生きていく、幸せになるために、必要なスキルだと思いました。身近な人から、世界平和まで、考えるきっかけをもらえそうです。【中学校教員】
今回印象的だったことは2点あります。1つ目は、参加者の方が仰っていた「本音を聞くためには、学ばないといけない」というお言葉です。これは、私自身が、少年育成事業のボランティアや、アルバイトの塾講師、また障がいを持つ従兄弟との会話などを通じて、痛感してきたことです。子どもは素直なので、伝え方・聞き方次第で不貞腐れたりします。私もそうでした。この参加者の仰るとおり、やはり学ぶことが大切だと私も強く思いました。2点目は、「良いイメージには、保険をかけておく」という原田先生のお言葉です。悪いイメージに保険をかけることはしばしばあるのかな、と思います。しかし、良いイメージは、保険をかけることを忘れがちです。相手のことを想って保険をかけることが大切であることがわかりました。【学生】
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この講座は途中からでも参加できますので、ご希望の方はまずはホームページをご覧になってからご連絡ください♪ ソーシャルライティング講座
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