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服薬困っていないですか?プロも行っている服薬アプローチについて

こんにちは!翔太です。


認知症の方の服薬について、悩んだことはありませんか。


判断力などの機能低下がみられる認知症の方が、服薬を自らコントロールすることは難しいですよね。


認知症の方への服薬管理は、認知症の特徴をよく知った上でさまざまな工夫が必要です。


本記事では介護の原則を活かし、

『認知症の方ならではの服薬の難しさを乗り越える工夫』

を紹介します。


認知症の症状を、
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  「記憶力・理解力・判断力・推理力・学習能力などの
          知的機能の低下によってもたらされる生活障害」

  「精神症状で発症し、身体的症状を合併し、
             最終的に寝たきりになって死に至る疾患」

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と捉えるなら、服薬管理の問題は認知症の方には100%起こりうる事象です。


服薬管理問題の解消方法について、服薬時の原則から、服薬までのアプローチ方法服薬手段の方法までをお伝えいたします。



日々の服薬管理を行うときの、参考にしていただければ幸いです。

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!!! 本記事を読んでほしい方 !!!
 ▶認知症の方への服薬に悩んでいる方
 ▶飲まなくてはいけない薬を拒まれている方
 ▶服薬について不安がある方

☆☆☆ 得られる成果 ☆☆☆
 ▷服薬時の原則を知れます
 ▷服薬までのアプローチ方法が分かります
 ▷服薬手段の方法が分かります
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【目次】
・服薬管理の問題|理解の難しさ

・「事実」についての2つの原則|認知症の方の視点で考える

・「残存能力を尊重しつつ支える」|服薬を確実に行うための工夫
 (1)家族が間接的にフォローする
 (2)「服薬ボックス」あるいは「おくすりカレンダー」などを使う
 (3)一包化して間違いなく飲めるようにする
 (4)サービスを利用する
  ①訪問薬剤指導を利用する
  ②訪問介護やデイサービス利用時に服薬

・「まだ飲んでいない!」「苦い!」「毒が盛られている!」|認知症ならではの服薬の難しさを、どう乗り越えるか
 (1)薬を飲んだのに「まだ飲んでいない」と要求する場合
 (2)服用を嫌がって飲まない場合
 (3)薬の副作用や、新しい病気の出現を疑う

・効果的な服薬法3選|プロも行っている方法
 (1)どうしても必要な薬にしぼる
 (2)すすめ方を工夫する
  ①介護者以外の者が上手にすすめる
  ②医師の名を出す
  ③偽薬を飲む
  ④食べ物に混ぜる
 (3)飲みやすい剤型にする
  ①剤型の種類
  ②認知症治療薬の剤型
  ③貼付薬、坐剤、軟膏・クリームに変える

・最後に

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